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北欧デザイン&イッタラファン必見の巡回展がついに開幕!開催中の注目アート展3選【50代が今見たい美術展】

  • 2026.5.9

フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランク。
機能的な美しさで、日常の器のあり方を変えました。
約250点の作品群を通じて、今も私たちの食卓に息づくデザインの本質を解き明かします。

フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランク(1911‐1989)。「フィンランド・デザインの良心」と称されるフランクは、人々の暮らしに寄り添い、社会的な課題を解決するためのデザインを追求し続けました。

その象徴が、ガラス器「カルティオ」や、積み重ねができる画期的な陶器「キルタ」、その後継の「ティーマ」です。

徹底した機能性と普遍的な美しさを両立させた彼の仕事は、それまでのデザインのあり方を一
新し、現代の私たちの食卓にも多大な影響を与えています。

本展は、ヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアムの貴重なコレクションを中心に、初期のテキスタイルから代表的なプロダクト、スケッチや写真、映像など250点以上を一堂に展示し、初期から晩年に至るフランクの仕事の全貌を明らかにします。

また、日本の文化に深く惹かれ、3度の来日を果たしたフランクの足跡にも光を当てます。彼が日本の何に魅了され、どのようにデザインへ反映させたのか。
さらに、彼の影響を受けたデザイナーたちの作品も併せて紹介します。

今なお色褪せないカイ・フランクのプロダクトの造形美と、その根底に流れる哲学を、ぜひ会場でお楽しみください。

館内ショップではイッタラとのコラボレーションにより、底面に展覧会限定のボトムスタンプが刻印されたグッズを会場限定、数量限定で販売します。
カイ・フランクのデザインをご家庭でも取り入れてみてください。

トップ掲載作品:カイ・フランク《1621》(左)1955年、《1610》(右)1954年 カラフェ ヌータヤルヴィ・ガラス製作所
©Architecture & Design Museum Helsinki, Photo Rauno Träskelin

教えてくれたのは・・・
大分県立美術館
武関 真衣さん
東京都出身。専門は竹工芸(工芸)。趣味は韓国ミュージカル鑑賞。「当館2階『カフェシャリテ』で提供する展覧会コラボレーションメニューもお楽しみに」

𠮷峰 拡さん
奈良県出身、九州大学大学院在籍時にフィンランド留学。専門は近現代美術。カルティオ・グラスを愛用中。「展覧会限定グッズはお買い逃しなく!」

『カイ・フランク展 時代を超えるフィンランド・デザイン』

Place : 大分県立美術館(大分県)
Date : 開催中~6月14日(日)
Open : 10:00~19:00(金・土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
Closed : なし
info@opam.jp(大分県立美術館)
※島根・京都・東京でも巡回予定

こちらの展覧会にも注目!

編集部がおすすめする注目の展覧会をピックアップ。

『エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし』

アメリカ・マサチューセッツのエリック・カール絵本美術館とともに開催する、アメリカを代表する絵本作家エリック・カールの回顧展。
世界中で愛されてきた『はらぺこあおむし』、『パパ、お月さまとって!』の色鮮やかな原画に加え、構想段階で作られるダミーブックやコラージュに使われる素材などの展示も。
絵本に込めた優しいまなざしを通じて、その尽きない魅力を再発見できます。

東京都現代美術館(東京都)
開催中~ 7 月26日(日)

『生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ』

1950年代にキャリアを開始し、映画衣装の制作を通じて頭角を現した森英恵。
高度経済成長期の日本で、家庭を持ちながら大きな仕事を成し遂げる姿は、 新しい女性像の先駆けとして注目されました。本展ではオートクチュールのドレスや初公開作品を通じて、森のものづくりの全貌を紹介。
デザイナーとしての表現だけではなく、生き方と創造の根幹まで迫ります。

国立新美術館(東京都)
開催中~ 7 月6日(月)

text: Hanae Kudo
 
大人のおしゃれ手帖2026年5月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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大人のおしゃれ手帖編集部

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