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高嶋政伸&たっくーが語る『八つ墓村』の魅力! 清水崇監督が明かした“新・金田一耕助”の秘密

  • 2026.9.12

日本ミステリー界の巨匠・横溝正史の同名ベストセラー小説を新たに映画化した『八つ墓村』(9月18日公開)。9月12日、東京ドームシティのプリズムホールで開催中の「東京ホラー特区!!2026」にて本作のスペシャル・トークステージが行われ、清水崇監督、高嶋政伸、たっくー、川松尚良(清水組ホラー担当・助監督)が出席した。

【写真を見る】「東京ホラー特区!!2026」『八つ墓村』スペシャル・トークステージの様子

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シリーズ累計発行部数5500万部を超えるベストセラーを、“日本三大名探偵”とも称される人気キャラクター、金田一耕助の初登場から80周年という記念すべき節目に、完全新作として映画化した本作。内定ゼロ、彼女ナシ。大学生・井川辰弥(奥智哉)のもとに舞い込んだ母の訃報。奇妙な探偵・金田一耕助(尾上松也)に誘われ、岡山県山奥に潜む「八つ墓村」を訪れる。村では、名家・田治見家の莫大な遺産の相続人である辰弥の帰還に合わせたかのように、不可解な連続殺人事件が発生。辰弥は、金田一耕助と共に事件に巻き込まれてゆく。

田治見庄左衛門役を演じた高嶋政伸
田治見庄左衛門役を演じた高嶋政伸

高嶋は、かつてこの村で起こった忌まわしい事件のカギを握る人物、田治見庄左衛門役を演じている。「なぜ八つ墓村ができたのか、なぜ祟りが起こったのか。それを知る、重要な人物を演じました。非常に楽しかったです」と充実感を口にした。YouTuberのたっくーも、本作に出演している。たっくーは「なぜ、祟りが起きたのか。それを横で見ていた男を演じています」と自身の演じた役柄を紹介して、会場を笑わせていた。

「清水監督とご一緒すると、いつもおもしろい」
「清水監督とご一緒すると、いつもおもしろい」

高嶋は、1977年に公開された野村芳太郎監督による『八つ墓村』が「大好き」だという。「僕は実は松竹シナリオセンターに通っていて、映画監督志望だったんです。1984年くらいに、野村芳太郎監督のワークショップにも出たりしていた。『八つ墓村』への想いが強かった。『八つ墓村』をやる、しかも清水監督だと聞いて“これはおもしろくなるだろうな”と思った。オファーをいただいて、本当にうれしかったです」と出演が叶い、感激しきり。清水監督が「余計なことをするなよって思いませんでした?」と心配すると、高嶋は「全然!最初『夏、がっつり空いていますか?』とLINEをくれて。その後に正式オファーをいただいて、すごくうれしかったです。清水監督とご一緒すると、いつもおもしろい」と目尻を下げていた。

たっくー、緊張を役に反映!
たっくー、緊張を役に反映!

たっくーは「高嶋さん演じる庄左衛門さまの、従者」と、改めて演じた役柄について解説。「横にずっとぴったりとくっ付いている。結構、お芝居もあるぞと思った。すごく重要な役だと、現場でもどんどん緊張感が高まっていった。その顔にも注目してほしい」とアピールした。清水監督は「重要な役」だと認め、「庄左衛門の横で、ドギマギしている役。どこまでお芝居なのか、素なのかわからない。そのあたりがよかった」と評価。たっくーは「役もドギマギしていたので、よかった」と自らの緊張が反映できたと、前向きに語る。「小学生のころから、清水監督の大ファン」だと打ち明け、「僕にとっては夢のような話」と喜びをにじませていた。

清水組は、「みんなが笑っていて、和気あいあいとしている」
清水組は、「みんなが笑っていて、和気あいあいとしている」

清水監督の撮影現場について話が及ぶと、高嶋は「清水監督の現場は、いつもなにかがある。モニターが消えちゃったり。『犬鳴村』でもあった。理由がわからないんだけど、機材トラブルが起きたりする。“八つ墓村の祟りじゃ”という感じ」と怪現象が起きるとエピソードを披露。たっくーは「現場で感じたのは、“みんな清水監督が大好きなんだな”ということ。監督に対する愛が強い。緊張感がありつつ、みんなが笑っていて、和気あいあいとしている」と清水監督が楽しい空気を率先して作っていると思いを巡らせた。清水組ホラー担当・助監督の川松は、「監督がいろいろなアイデアを受け入れてくれる。提案する側もやりがいがある。だから和気あいあいとしている」と清水監督の現場に流れる活気の秘密を分析していた。

清水崇監督、「人の怖さの部分にも注目してほしい」
清水崇監督、「人の怖さの部分にも注目してほしい」

金田一耕助役を演じたのは、尾上松也。いま『八つ墓村』を描く意味について思考を深めたという清水監督は、これまでの金田一耕助のイメージとはひと味違うキャラクターにしたいと考えた様子で「『頭を掻きむしるのはやめよう』と。では代わりにどうするかと考えた時に、松也さんが『耳たぶを触るのが好き』と言っていて。『じゃあ、それにしましょう』と。無邪気でかわいい感じが、いいかもしれないと思った。推理したり、集中して夢中になると、両耳を触っている」と秘話を公開。高嶋は「あっと驚くラストを観てもらいたい」と興奮気味に見どころを語り、たっくーも「何度も観たくなる、すばらしい映画」、川松も「恐怖の玉手箱みたいな映画」と本作の魅力に惚れ込んでいた。

※高嶋政伸の「高」は「はしごだか」

取材・文/成田おり枝

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