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74歳で踊り歌い続ける【小柳ルミ子さん】の健康習慣とは? 毎日欠かさない「ルミ子流ストレッチ」6つのルール

  • 2026.9.11

74歳で踊り歌い続ける【小柳ルミ子さん】の健康習慣とは? 毎日欠かさない「ルミ子流ストレッチ」6つのルール

歌手として、俳優として、74歳になった今もステージに立ち、踊り、歌い、演じ、走り続ける小柳ルミ子さん。その活動を支えるしなやかな体づくりのために、毎日欠かさないストレッチと健康習慣について教えていただきました。

Profile
小柳ルミ子さん
歌手、俳優

こやなぎ・るみこ●1952年生まれ、福岡県出身。70年、「宝塚音楽学校」を卒業後、俳優、歌手デビュー。「瀬戸の花嫁」で日本歌謡大賞、映画『白蛇抄』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。74歳の現在、変わらずステージに立ち続ける。大のサッカーファンとしても知られる。

時間や高額なジムよりも、積み重ねが大事

「今の私はこれまでの自身の歴史そのもの。年齢を隠さないのも今の自分を誇りに思っているから」

と話す小柳ルミ子さん。ルミ子さんが続けている「ルミ子流ストレッチ」は、上半身をゆっくり前に倒して脚を伸ばす、肩を静かにまわして背中を広げるといったもので、決して大げさなものではない。

「ストレッチをすると体が温かくなり血がすーっと流れ始める音が聞こえるようで『今日の私もちゃんと動けるわね』と確認できます。長く続けてきたこの習慣は、単なる運動ではなく心と体を調える儀式のようなもの。体との対話です。体調のかすかな変化にも気づけるし、自分をいたわることもできます」

そんなルミ子さんも、若い頃には食事を抜いて急いで痩せた結果、リバウンドした経験もあったという。

「食事制限で無理をしても続きません。代謝のいい体をつくることが先決だという考えに至りました。食べても太りにくい代謝のいい体、しなやかに動く筋肉。それをつくるには、毎日ほんの少しの運動で十分。決して難しいものではないんです。コーヒーを淹れる間にかかとを上下に動かす、洗濯物を畳むときは軽く腰を落とす、テレビを見ながらの足踏みも立派な運動。小さな運動を積み重ねるだけで、体は応えてくれます。義務感ではなく、『あ、これ気持ちいいな』と思えればいいんです」

運動のメリットは、体づくりだけにとどまらない。

「筋肉がつき、代謝が上がると体が軽くなり、気分まで晴れやかになります。体が変わっていくことで自分に自信もつきます。年齢を重ねても、毎日の生活の中で自分に負けずに体を動かすこと。小さな努力の積み重ねが、穏やかで元気な日常をつくってくれるのだと信じています」

運動が苦手な人や継続ができない人には、自分なりの目標を持つことをアドバイスしてくれた。

「私の場合、いくつになっても体にフィットしたドレスを美しく着こなしたい、いつまでも踊れる体でいたい、という目標があります。それがあるから、今日も体を伸ばしたくなる! 自分が楽しめる形で動くことが継続への秘訣です。無理強いや義務感ではなく、好きな音楽をかけながら体を伸ばす、自然の中を散歩する、友人と楽しく体を動かす時間のほうが続くし、心も豊かになりますから。やっぱり、大切なのは日々の少しずつの積み重ねではないかしら。小さな習慣を重ねることが、長い目で見れば確実に体を変えてくれるはずです」

これがルミ子流! ストレッチ6つのルール

①毎日の習慣に

「毎日行うことで関節の可動域が広がります。柔軟性の維持・向上、血流促進や疲労回復にも効果的。ケガの予防にも。日常生活での動作もスムーズになり、動くことがおっくうにならなくなります」

②反動はつけないでゆっくり伸ばす

「大切なのはゆっくり伸ばすこと。反動をつけると筋肉や関節への大きな負担に。筋肉が傷ついたり、関節へ不自然な力がかかったりすることで痛みなどにつながります」

③正しい姿勢で行い、伸ばす部位を意識

「間違った姿勢で行うと、一部の関節や筋肉だけに負担がかかり、ケガや痛みの原因に。正しい姿勢で行うことで筋肉をバランスよく伸ばせ、安全に可動域を広げることができます」

④息は止めない

「息を止めると筋肉が力んで十分に伸びないのでストレッチ効果はダウン。血圧が上がりやすくなり、めまいや頭痛の原因になることも。息は止めずにゆっくり息を吐いたり、吸ったりしながら」

⑤特定の部位だけでなく全身を!

「疲れた部位や気になる部位だけでもOKですが、できたら全身を行ってください。体は全身でつながっていますからね。忘れがちな背中など大きな筋肉をストレッチすると、全身の血行促進につながり疲労回復にもなりますよ」

⑥左右バランスよく行って、逆の動きも取り入れて

「筋肉を伸ばすときは、左右同じ回数、時間で行うこと。体の歪みや偏った負担を防ぐことになります。筋肉の柔軟性や関節の可動域の左右差を整えることになり、体のバランスが整います」

撮影/白井由香里 まとめ/森山佳織

※この記事は「ゆうゆう」2026年夏号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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