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ダサ見え回避の鍵は? アニマル柄を品よく使う4つのルール

  • 2026.5.1
Anna Routh Barzin

プリントとパターンは今注目のインテリアトレンド。デザイナーたちは、これを入念に考えられたカラーパレットやチャーミングな仕上げと合わせて空間をブラッシュアップし、そこに個性や遊び心あふれるエネルギーを加味している。

中でも最先端をいくのは、なんといってもアニマル柄だ。ヒョウやトラ、シマウマを模した柄は、オットマンからソファなどの大きな家具まで、さまざまなインテリアを支配するだけのポテンシャルを秘めている。「インパクトが強すぎるのでは」と思う人もいるかもしれないが、デザイナーたちはこれをタイムレスで(時にはニュートラルな)選択肢だと考えていることを知っておきたい。「部屋にアクセントを加えるのに、アニマル柄ほどクラシックで洗練されたパターンはない」とグレイ・ウォーカー・インテリアズのグレイ・ウォーカーは言い、「どのようなスタイルの部屋にも溶け込ませることができる」と付け加えた。

アニマル柄だからといって、難しく考えることはない。しかし雑多な印象を与えず、上品な仕上がりを得るためには、いくつか押さえておきたいポイントがある。本記事ではデザインのプロがワイルドなプリントやパターンを手なづけ、洗練されたフレッシュなインテリアを実現するために留意する4大原則をまとめた。さっそく、そのテクニックを見ていこう。US版「ハウス・ビューティフル」より

Dan Cutrona

抽象的に見える柄・パターンを厳選する

アニマル柄がインテリアに美しく映えることはよく知られている。だからといって、「動物」のイメージを強調したスタイリングをする必要はない。ロビン・ガノン・インテリアズの設立者、ロビン・ガノンは、「いかにも動物の模様」に見える柄より、抽象パターンのように機能するものを選ぶと言う。「私のお気に入りはチーター。模様がグラフィックに感じられるからです」と彼女は明かし、続ける。「動物の一部というより、純粋なパターンに見えます」

一方で、トラやシマウマについては、直接的すぎる印象を与えるとガノンは言う。「こうした柄を取り入れると、空間に特定のイメージがもたらされてしまいます」と彼女。「チーターやアンテロープの柄であれば、有機的なパターンならではの温かみや躍動感を演出しつつ、それが部屋の全体の雰囲気を支配してしまうことはありません」

Anson Smart

家具以外の場所に取り入れる

アニマル柄を取り入れるとなると、ソファやチェア、ベンチを思い浮かべるものだが、張り地以外にもこうしたパターンを登場させる方法はある。

デザイナーたちは、アニマル柄を階段用のランナーやラグ、壁紙(ただし控えめなやり方で)を採用している。それから、ミックス&マッチを恐れてはいけない。例えば、リンドリー・アーサー・インテリアズの設立者、リンドリー・アーサーは、サイザル麻を素材としたラグの上に、ゼブラ柄のラグをしく。また、ハンガーフォールド・インテリア・デザインの設立者、ジェイニー・ハンガーフォールドは、本棚のうしろをアニマル柄の紙で覆うやり方を明かしてくれた。

Anna Routh Barzin

他の色や柄とのバランスを考える

アニマル柄を部屋に溶け込ませたいのなら、他のパターンやカラーとのバランスを保つ必要がある。「大胆なプリントを取り入れる際は、すべてのレイヤーを意図的に重ねていくべきです」とガノンは言う。「グラフィックな壁紙、リッチな単色、それからベルベットや木、織物といったテクスチャー豊かな素材——どれも、アニマル柄との相性は抜群です」

柄のスケールに変化をつけることも重要、と彼女は言う。「大胆なパターンの隣に配置すべきなのは、まったく別の種類のパターン。異なる“視覚言語”でなければいけないのです」。具体的なパターンが思い浮かばない? バリー・ベンソン・スタジオの設立者、バリー・ベンソンがヒントをくれた。彼女は、ラージスケールのアニマル柄には、(太いストライプの両側に細いラインを組み合わせた)ティッキング・ストライプや細かい幾何学パターンを合わせると言う。「そうすれば、視線が落ち着きますから」

Dustin Peck

基本的な分量は「引き算」で決定する

大胆なパターンを扱う際は、「引き算」の法則が求められることが多い。ほかに存在感の強いアイテムがある場合、アニマル柄を壁全体を覆う壁紙やカーテンなど、広い面積に使うのは、ひとまず控えたほうがいいかもしれない。こう教えてくれたのは、ルル・デザインズの設立者、リンゼイ・オルソンだ。「過剰なインテリアは、圧迫感をもたらします」と彼女は言う。「私は、アニマル柄を空間全体のアクセントとして使いたいと思っています。大げさにならず、さりげない遊び心を添えてくれますから」

original text : SARAH LYON
translation : CHISATO YAMASHITA

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