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パンパンほっぺで、おててをペロリ!エゾシマリスの得意技? 【写真3枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.9.8

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年8月31日〜9月4日ピックアップ分・前編)

子ギツネの「強い決意」とは?

Sitakke
撮影:@coco_a_endoさん

多くのキタキツネが、夏に「子別れ」の季節を迎えるという話を以前ご紹介しました。

お母さんお父さんに、とってもかわいがられて育った子ギツネたち。
ところが夏のある日、親ギツネは突然子ギツネが近寄ってくることを許さなくなります。

激しく吠え、ときには噛みついて、自分のそばへ寄せつけようとしません。
そんな日が何日か続き、やがて子ギツネは親元を離れ、ひとりで生きていくようになります。

「きょうの1枚」に選ばせていただいたのは、まだあどけなさの残る若いキタキツネ。
もしかしたら、この子も「子別れ」をしたばかりなのかもしれません。

それでも、キリッとこちらを見つめる瞳からは
「これからはひとりで生きていくんだ」
そんな「強い決意」のようなものまで感じてしまいますね。

これから秋の野山でたくさんのことを経験して、やがてやってくる厳しい北海道の冬を生き抜いていく子ギツネたち。

そして冬の終わりには恋をして、今度は自分が親となり、新しい命を育んでいきます。

子リスちゃんが…美味しそうに食べているのは!?

Sitakke
撮影:@t_ma808 さん

「チビリーもちゅーる」と、このお写真のキャプションに書かれていました(笑)

「ちゅーる」と言えば、ネコちゃんたちが大好きなあのスティック状のおやつ。
なるほど!両手で大事そうに持って食べている姿は、ホントに「ちゅーる」に見えますね。

でも、実際に食べているのはどうやら「マイマイガの幼虫」のようです。

エゾシマリスは木の実や種などを食べるイメージが強いのですが、実は昆虫や陸貝なども食べます。

このサイトでも以前に、カナチョロをまるで「オーボエを吹くように」食べる姿や、アリの蛹(さなぎ)を夢中で食べたせいか、カラダじゅうアリだらけ!なんて姿もご紹介しました。

エゾシマリスからすると、ガの幼虫は貴重な動物性のごちそう。
しかも細長くて、両手で持って食べやすい…まさに、森の「ちゅーる」なのかもしれませんね。

でも、ひとつだけ気になることが…。
素手でギュッと握って、毛虫の毛は、チクチクしないの?

ことしは「ドングリが豊作」の予感?

Sitakke
撮影:@neitya.tomohiro さん

ほっぺたにごちそうをた〜っぷりためこんで、汚れた手をペロリ。
お口のまわりをキレイにしているところでしょうか?

エゾシマリスはおいしいごちそうをたくさん食べて、食べきれない分はほお袋へ。
巣穴などに持ち帰ってあとで食べるために「貯食」します。

ところで、このシマリスの得意技「ためこむ」ことに目をつけたのが、かつての「郵便貯金」です。

1962年、イメージキャラクターとしてシマリスが選ばれました。
木の実を蓄える姿から、「蓄え」「繁栄する」というイメージにつながったようです。

わが家にも、「シマリスのユウちゃん」の貯金箱がありました。
ところが2007年、郵政民営化によって長年親しまれたユウちゃんは姿を消してしまいます。

ことしは、森を歩いているとドングリがずいぶんたくさん実っているように感じます。
北海道による正式な「実なり調査」の結果が出るのはもう少し先ですが、もしかすると今年は「当たり年」かもしれません。

シマリスにとって、今年の秋は「貯金し放題」になるといいのですが。

***

後編の記事では
・「ママ、ボクにはまだムリだって」
・「ピカフルーツ」と呼ばれていたに違いない!
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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