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「これがこの家では普通なの?」結婚3日目の女性。親戚がご祝儀の金額を確認する姿に戸惑ったワケ

  • 2026.9.9

嫁いで3日目、親戚の女性たちが集まった

結婚して三日目のことでした。

前の晩、義母から「明日は親戚の女性たちが来るからね」と聞かされました。

嫁いだあとに、親戚の女性たちが家へ集まる日なのだそうです。

私はまだ、嫁ぎ先の家のことをほとんど知りませんでした。

朝から座敷に座布団を並べ、お茶の準備をしました。

神棚には、私たちの結婚祝いとして先に届いていたご祝儀袋がいくつも並べてありました。

昼前になると、親戚の女性が六人ほど集まりました。

義母が一人ずつ紹介してくれましたが、私は名前と続柄を覚えるだけで精いっぱいです。どこに座ればいいのか、お茶を誰から出せばいいのかも分かりませんでした。

それでも、皆さんから「おめでとう」と声をかけてもらい、私は「ありがとうございます」と頭を下げました。

緊張はしていましたが、そのときまでは普通の親戚の集まりだと思っていました。

親戚の一人が、ご祝儀袋を開け始めた

しばらく話をしていたときです。

親戚の一人が立ち上がり、神棚の前へ行きました。

私は何をするのだろうと思って見ていました。

すると、その人は神棚に並んでいたご祝儀袋を一つ手に取り、その場で開けたのです。

「この方は、この金額ね」

中身を確認すると、次の袋にも手を伸ばしました。

一つ、また一つと開けては、誰からいくらいただいたのかを確認していきます。

私は驚きました。

それは、私たちの結婚祝いとしていただいたご祝儀です。なぜ親戚の人が断りもなく開けて、中の金額まで確認しているのだろうと思いました。

けれど、周りにいた人たちは誰も驚いていません。

義母も何も言わずに座っていました。

その様子を見ているうちに、私は何も言えなくなりました。

もしかしたら、これはこの家では普通のことなのかもしれない。

嫁いでまだ三日目です。親戚のことも、この家のしきたりも分かりません。

「やめてください」と言っていいことなのかさえ、私には判断できませんでした。

違和感はありました。でも、その場で自分だけが「おかしい」と言う勇気はありませんでした。

私は黙ったまま、畳の縁を見ていました。

あれが普通だったのか、今も分からない

ご祝儀袋をすべて確認すると、その人は封筒を元の場所へ戻しました。

その後は何事もなかったように、別の話が始まりました。

皆さんが帰ったあと、義母が私に言いました。

「疲れたでしょう」

「いえ、大丈夫です」

私はそう答えて、座敷を片づけました。

神棚を見ると、ご祝儀袋はまたきれいに並べられていました。

あれが本当に嫁ぎ先のしきたりだったのか、それとも、あの日そこにいた人たちの間では普通のことだったのか。

結局、私は誰にも確かめないままです。

あれから十年。親戚が集まるとき、自分がどこに座ればいいのかはもう迷いません。

それでも、嫁いで三日目に目の前でご祝儀袋を開けられたときの違和感だけは、今も忘れられません。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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