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「その写真を消して。文句があるなら本人に言って」かばんの糸が切れたと投稿した女性。数時間後、届いたメッセージに戸惑った理由

  • 2026.9.7
「その写真を消して。文句があるなら本人に言って」かばんの糸が切れたと投稿した女性。数時間後、届いたメッセージに戸惑った理由

長く使っていたかばんの糸が切れた

私には、長く応援している人がいる。

誰なのか、何をしている人なのかは、ここでは書かない。

応援を始めたころにグッズとして買ったかばんがあり、私はそれをずっと使っていた。

角の色は少し薄くなり、内側の布もやわらかくなっていたが、それも含めて気に入っていた。

ある日、そのかばんの持ち手の糸が切れた。付け根の部分がほどけて、持ち上げると片方だけ少し下がってしまう。

私はその部分の写真を撮り、普段から使っている場所に短く書き込んだ。

「取れたから縫わなきゃ」

本当に、それだけだった。誰かに苦情を言うつもりもなく、壊れたものを見て出た独り言のような感覚だった。

すると、同じ人を昔から応援している友達が反応してくれた。

「私のも一回切れたよ」

「次はもっと丈夫な糸にしてもらわないとね」

「ほんとにね」

私たちの間では冗談だった。糸が切れたから直さなきゃ、と二人で笑っていただけだった。

そのまま携帯を置き、私は夕飯の支度を始めた。

投稿した場所とは別のところに連絡が来た

次に携帯を見たのは、夕飯を食べ終えて皿を片づけたあとだった。

すると、投稿したところとは別の場所にメッセージが届いていた。

開いてみると、短い文章が書かれていた。

「その写真を消して。文句があるなら本人に言って」

送ってきたのは、同じ人を応援している方だった。

私はその方と一度も話したことがない。会場で見かけたことがある程度で、何かを管理している立場の方でもなかった。

最初は、なぜ私に連絡が来たのか分からなかった。

確かに友達とのやり取りだけを見れば、「もっと丈夫な糸にしてもらわないと」という言葉が不満のように見えたのかもしれない。

それでも、私には誰かを責める意図はなかった。写真に写っていたのも、糸が切れた持ち手だけだった。

そして何より驚いたのは、書き込みをした場所とは別のところに連絡が届いたことだった。

私が二つの場所で使っているものが、その方の中では結びついていたらしい。

返事はせず、投稿だけを消した

私は返事をしなかった。

言い返したい気持ちがなかったわけではない。ただ、やり取りを続ければ話が大きくなりそうな気がして、投稿だけを消した。

あとで友達に話すと、少し驚いた様子で言われた。

「よく見てる人なんだね」

「そうかもしれない」

それ以上、その方から何かを言われることはなかった。

今でも会場で見かけることはあるが、話したことは一度もない。

悪い人だと決めつけるつもりもない。その人なりに、大切にしているものを守りたかったのかもしれない。

かばんの持ち手は、結局自分で縫い直した。少し大きな玉留めが残ったが、今も使っている。

ただ、あの日以来、何かを書き込む前に一度だけ手が止まるようになった。何気なく書いた一言でも、自分が思っているのとは違う受け取られ方をすることがある。

そして、あの方がどうして私の二つの居場所を結びつけていたのかだけは、今も分からないままだ。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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