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「ここなら誰にも会わないよね」教員時代、休日デートで隣の市まで出かけた結果…数日後、保護者からの電話に「頭が真っ白になった」

  • 2026.9.27
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは。元小学校教諭のみずいろ文具です。

20代の頃のことです。

当時の私は、休日に教え子や保護者とばったり会うことを、なんとなく気恥ずかしく感じていました。

もちろん、休日にどこへ行こうと悪いことをしているわけではありません。

それでも、学校の外で教え子から、

「先生、何してるの?」

と声をかけられたり、保護者に私生活を見られたりするのが少し恥ずかしかったのです。

そのため当時交際していた彼氏と出かけるときは、少し遠くまで足を延ばすこともありました。

「ここなら誰にも会わないよね」

ある休日。

同じく教員の彼氏とドライブに出かけました。向かったのは、勤務先から少し離れた隣の市。

「ここまで来れば、さすがに教え子には会わないよね」

そんな話をしながら、安心して休日を楽しんでいました。

実際、教え子にも、学校関係者にも遭遇しませんでした。

「今日は誰にも会わなかったね」

とホッとしながら帰宅。

私自身、その日のことはすっかり忘れていました。

ところが翌週。

思わぬところから、その日の話が出てきたのです。

「先生、私見ちゃいましたよ~」

ある保護者に連絡事項があり、電話をかけたときのことです。

用件を伝え終え、電話を切ろうとすると、保護者が突然、

「……あっ、ちょっと待って。そういえば先生、私見ちゃいましたよ~」

と言いました。

「え?」

何のことかわからず、思わず聞き返しました。

すると、

「先週の土曜日、○○市でドライブしてましたよね!私、車ですれ違ったんですよ!」

と言うのです。

一瞬、頭が真っ白になりました。

さらに、

「すごく幸せそうな顔してたから、よかったな~って思っちゃいました」

「あれ彼氏? お幸せに!」

と楽しそうに続ける保護者。

わざわざ隣の市まで行ったのに、保護者に見られていたとは……。しかも車の中から。

私は、

「あ~…え~と…あはは…」

と、完全にしどろもどろになってしまいました。

教員は学校の外でも「先生」

今振り返れば、何も恥ずかしがる必要はなかったと思います。

休日にオシャレをして恋人と出かけることも、友達と遊ぶことも、ごく普通のことです。

それでも若かった頃の私は、

「学校の外で保護者に見られたらどうしよう」
「教え子に会ったら恥ずかしいな」

と、つい人目を気にしていました。

教員は学校の外に出ても、教え子や保護者から見れば「先生」です。

近所のスーパーや飲食店、旅行先で偶然会うこともあります。

「あっ、みずいろ先生!」

と思わぬ場所で声をかけられてドキッとすることは、教員時代には意外とありました。

あのときの彼氏は、今の夫

ちなみに、その日一緒にドライブをしていた彼氏とは、その後結婚しました。

不思議なものですが、「夫婦だから」というだけで気恥ずかしさはなくなり、普通に出かけるようになりました。

全く悪いことをしていないのに、

「ここなら誰にも会わないはず」

とわざわざ遠出していた20代の自分を思い出すと、笑ってしまいます。

そして、隣の市まで出かけたにもかかわらず、しっかり保護者に目撃されていたあの日のことも。

今となっては、若手教員時代の懐かしい思い出です。



ライター:みずいろ文具

関東の公立小学校で15年間、子どもたちと向き合ってきました。教室での日々を通して感じた喜びや戸惑い、子どもたちから教わったことを、今は言葉にしています。教育現場のリアルや、子どもたちの小さな成長の瞬間を、やさしい視点でお届けします。


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