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「今日は旦那さんは家にいるの?」玄関前で家庭のことを聞いてくる保護者。少しずつ近づいてきた距離感に覚えた違和感

  • 2026.9.7

会えば挨拶をする、それだけの人だった

子どもの学校行事で、顔を合わせるようになった保護者がいました。受付で並んだときに余った資料を一枚回してくれたり、廊下ですれ違えば先に挨拶をしてくれたりする、感じのいい方でした。

「おはようございます」

最初は、それくらいの関係でした。

その後、学校行事について連絡を取る機会があり、その流れで携帯の連絡先を交換しました。

だからといって頻繁にやり取りをするわけでもなく、学校で会えば少し話す程度です。

私は、同じ学校に知り合いができたことを少しうれしく思っていました。

天気の話のように、家のことを聞かれた

ところが、しばらくすると会話の内容が少しずつ変わっていきました。

学校行事の帰り、たまたま途中まで帰る方向が同じだった日があります。

その方は私の家の近くまで一緒に歩き、玄関の前で何気ない調子で聞きました。

「今日は旦那さんは家にいるの?」

一瞬、どう答えようか迷いました。

それからも、夕飯は何を作るのか、仕事の休みは何曜日なのか、普段どこで買い物をしているのか、親は近くに住んでいるのかと聞かれるようになりました。

どれも世間話と言えば世間話です。

私は「話し好きな人なんだろう」と考えて、聞かれたことには短く答えていました。

ただ、会うたびに質問が増えていくことには、少しずつ違和感を覚えるようになりました。

返事をする前に、家の近くまで来ていた

携帯への連絡も増えていきました。

こちらがまだ返事をしていないうちに、続けて次のメッセージが届くこともあります。

ある日、画面を開くと、こんな連絡が来ていました。

「今いる?」

続く文面を読むと、すでに私の家の近くまで来ているようでした。

いるかどうかを聞いてから来るのではなく、来てから聞かれている。その順番に、私は急に落ち着かない気持ちになりました。

その日は返事をせず、それから少しずつ距離を取るようにしました。行事が終われば早めに帰り、立ち話も長く続けない。メッセージにも、すぐには返さなくなりました。

別の保護者に話したときには、

「人懐こい方なんじゃない?」

と言われました。

「そうかもしれないね」

私もそう答えました。実際、強く迫られたり、危害を加えられたりしたわけではありません。

その後、子どもが進学して学校が変わり、その方とは自然に会わなくなりました。

悪い人だったとは今でも思っていません。ただ、どこまで聞かれると不快なのかは、人によって違うのでしょう。

以前はチャイムが鳴ればそのまま玄関を開けていた私ですが、今では必ず先にのぞき穴を見るようになりました。

あのとき感じた小さな違和感だけは、今もその習慣の中に残っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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