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Web制作の仕事は資格で増える?経歴12年の発注者が語る「また頼みたい人」の3つの共通点

  • 2026.9.4

「何か新しいことを始めたい」「資格を取って、これからの働き方を考えたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
特に結婚や出産、育児などで生活が変わると、これまでと同じように働くことが難しくなり、資格取得や学び直しを考えることもあると思います。
資格やスキルは、新しい仕事に挑戦するための大切な入り口です。
しかし、資格を取っただけで仕事が増えたり、継続して依頼されたりするとは限りません。
仕事をお願いする側が重視するのは、知識や技術に加えて「この人なら安心して任せられる」と思えるかどうかです。
今回は、Web制作の仕事に12年間携わり、外部の制作会社やパートナーに仕事を依頼してきた株式会社LEO代表の佐藤友哉さんの経験から、資格や実績以外に発注者が見ているポイントと、「またお願いしたい」と思う人の共通点についてお伝えします。

この記事のポイント
・資格やスキルは仕事の入り口になりますが、資格があるだけで継続的な依頼が増えるとは限らない
・「状況を共有する」「早めに相談する」「相手の立場で提案する」ことが、継続依頼につながる
・子育てなどで働ける時間が限られていても、対応できる範囲をきちんと伝えられれば、仕事を続けることは十分可能

資格があれば仕事は増える?発注者が資格だけで決めない理由

資格を取ることは、新しい知識を身につけたり、これまでとは違う仕事に挑戦したりするきっかけになります。
ただ、少なくとも私自身、誰かに仕事をお願いするとき、資格だけで決めることはほとんどありません。
初めて仕事をお願いする方であれば、ポートフォリオやこれまでの実績は当然確認します。
一方で、実際に一緒に仕事をしてからは、それとは別の部分を見るようになります。
・連絡はきちんと取れるか。
・納期について責任を持ってくれるか。
・分からないことをそのままにせず相談してくれるか。
・お客様のことまで考えて仕事をしてくれるか。
こうした部分です。
実際、ポートフォリオを見たときには「すごく上手い」と感じた方でも、その後仕事が続かなかったことはあります。
反対に、最初から突出した印象があったわけではなくても、一緒に仕事をする中で信頼関係ができ、少しずつお願いする案件が増えていった方もいます。

継続して仕事をお願いしたくなる人に共通する3つの特徴

返信の速さより、「状況が分かる」こと
これまで仕事をお願いしてきた外部パートナーの中には、子育てをしながら制作に携わっている方もいます。
子育てをしながら仕事をしていれば、日中すぐに対応することが難しい場合もあると思います。
ただ、発注する側としては、返信が数時間遅れること自体が大きな問題になるとは限りません。
それより困るのは、「今どうなっているのか分からない」ことです。
「夕方には確認できます」「この作業は○日までに対応できます」といった形で状況を共有してもらえれば、こちらも予定を組むことができますし、必要であればお客様にも説明できます。
仕事を継続してお願いする理由は、デザインや制作スキルだけではありません。
仕事の状況を共有してくれるので、こちらも安心して任せられる。
これは継続して仕事をお願いするうえで、とても大きいと感じています。

「間に合わないかもしれない」と早めに相談できること
Web制作では、私たちの先にお客様がいます。
そのため、納期は当然大切です。
ただ、制作をしていれば予定どおり進まないこともあります。
これまでにも、制作途中で「想定していたより工数がかかりそうです」と早めに相談を受けたことがあります。
納期まで時間があれば、こちらでもスケジュールを調整したり、お客様へ早めに状況を説明したりすることができます。
一方で、納期の前日になって「間に合いません」と言われると、こちらもできることがかなり限られてしまいます。
私が見ているのは、「一度も失敗しない人かどうか」ではありません。
何か問題が起きそうなときに、早めに相談してくれるかどうかです。
むしろ、その方が長く一緒に仕事をするうえでは重要だと思っています。

指示されたものを作るだけでなく、相手目線で提案できること
もう一つ、継続して仕事をお願いしたくなるのが、ちょっとした提案をしてくれる方です。
Web制作では、こちらからデザイナーに指示を出すことも多くあります。
ただ、
「この写真より、こちらの写真の方がサイトの雰囲気に合うと思います」
「この順番を入れ替えた方が、初めて見る人には分かりやすいと思います」
など、制作する中で気づいたことを伝えてもらえると非常に助かります。
必ずしも大きなアイデアである必要はありません。
言われたことをそのまま作るのではなく、最終的にそのホームページを見るお客様のことまで考えてくれている。
そう感じられる人には、自然と「次もお願いしよう」と思います。

子育て中でも仕事は続けられる?働ける時間より大切なこと

子育てをしながら新しい仕事に挑戦しようとすると、
「フルタイムで働けない」
「急に子どもの迎えに行かなければならないことがある」
「相手に迷惑をかけるかもしれない」
と心配する方もいると思います。
ただ、少なくとも私自身は、仕事をお願いする際に「何時間働けるか」だけを見ているわけではありません。
・限られた時間でも責任を持って進めてくれる。
・難しいときには早めに伝えてくれる。
・自分ができる範囲をきちんと共有してくれる。
そうした方であれば、一緒に仕事を進めていくことは十分可能だと考えています。
私自身も会社を経営しながら子育てをしています。
予定どおりに仕事が進まない日もありますし、子どもの予定によって仕事の時間を変えることもあります。
だからこそ、できないことを無理に「できます」と言うよりも、「ここまではできます」「この時間なら対応できます」と伝えてもらった方が、こちらも仕事をお願いしやすいです。
働ける時間の長さより、お互いに状況を共有しながら仕事を進められるかどうかの方が大切だと感じています。

資格取得をゴールにしない!仕事につなげるために大切なこと

これから新しいことを学ぶのであれば、資格を取ることを目標にするのも良いと思います。
ただ、その先にある「実際に仕事をする場面」まで少し考えてみてほしいです。
少なくとも私がこれまで仕事をお願いしてきた経験では、資格をたくさん持っていることだけが、「またお願いしたい」と思う理由になるわけではありません。
・連絡が取れる。
・約束したことをきちんと進める。
・困ったときには相談する。
・相手の立場を考えて、一歩先の提案ができる。

一つひとつを見ると、特別なことではないと思います。
それでも、12年間仕事をお願いする側に立ってきて感じるのは、こうしたことを当たり前に続けられる人には、自然と仕事をお願いする回数が増えていくということです。
資格や新しいスキルを身につけることは、自分の可能性を広げてくれます。
そこに「この人とまた仕事をしたい」と思ってもらえる関係づくりが加われば、働き方の選択肢はさらに広がっていくのではないでしょうか。
これから学び直しを始める方には、資格を取ることだけをゴールにせず、その知識を使って、どんなふうに人と仕事をしていきたいのかまで考えてみてほしいと思います。

※本記事の作成にあたり、一部生成AIを使用しています

執筆者


佐藤友哉
株式会社LEO代表取締役

Web業界での経験を経て2014年に独立し、2018年に株式会社LEOを設立。
ホームページ制作・Webデザイン・Webマーケティングを中心に、企業のWeb活用を幅広く支援している。

株式会社LEO
https://leo-wcompany.com/

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