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看護実習中、患者さんからの“褒め言葉”に…「ちょっとオーバーだな」→数年後、自分が患者になって初めて“気づいた”ことに涙…

  • 2026.8.29
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

医療や介護の現場、あるいは日常生活の中で、誰かの何気ない一言や温かい眼差しに心が救われた経験はありませんか?

人を癒やしたり元気づけたりする存在のありがたさは、自分自身が健康で元気な時にはどこか遠い出来事のように感じられることもありますが、心身が弱っている時や苦しい状況に置かれた時にこそ、その本当の価値が胸に深々と染み渡るものです。

今回のエピソードは、女性のAさん(仮名)が、看護学生と実習に行った際に患者さんから聞いた言葉にまつわる出来事です。 

患者さんが看護学生に贈った言葉を聞いたAさん。そのときは「ちょっとオーバーだな」と感じたものの、のちに自分自身がその言葉の意味を実感することになったといいます。 

患者さんが看護学生に贈った言葉

Aさんが看護学生と一緒に実習へ行ったときのことです。

実習先で、ある患者さんが看護学生の姿を見て、短歌のような言葉を贈ってくれました。

「はつらつと 車いす押す 実習生 バラ一輪のごとく さわやか」

患者さんからの思いがけない言葉に、Aさんはうれしく感じる一方で、心の中では「ちょっとオーバーだな」とも思ったそうです。

しかし、その後のある経験をきっかけに、Aさんの受け止め方は変わることになりました。

自分が患者になって分かったこと

時は経ち、のちにAさん自身が、病院のベッドの上で過ごすことになったときのことです。

当時のAさんは、言葉ではうまく表せないほどの苦痛を感じていました。

そんななか、ある看護師がAさんに手を当てながら、着替えを手伝ってくれたそうです。

苦しい状況にあったAさんの目には、その看護師の姿が文字通り「輝いて」見えたといいます。

そのときAさんは、かつて患者さんが看護学生に贈ってくれた言葉を思い出しました。

以前は「ちょっとオーバーだな」と思っていたものの、自分自身が患者の立場になったことで、

「やっぱり、本当のことだったんだ」

と、その言葉の意味を実感したそうです。

立場が変わって初めて分かることも

他人が発した感情や言葉に触れた際、自分自身に余裕があったり第三者の視点だったりすると、どこか大げさに聞こえたり実感が湧かなかったりすることもあります。

しかし、自らが同じ立場や不自由な状況を経験して初めて、その言葉に込められた切実な思いや真の温かさが見えてくるのではないでしょうか。

一見すると少し表現が豊かすぎるように思える優しさや情熱も、暗闇のような苦痛や不安の中にいる人にとっては、まさに一輪の花や光のようにかけがえのない救いとなるものです。

自分の立場や視点が変わることで、これまで見えていなかったものや人の温もりの価値に気づかされるのだと、改めて深く考えさせられるエピソードでした。


アンケート実施日: 2026年8月28日
投稿方法: TRILL 募集フォームより
投稿者情報:60代以上女性・その他

※本記事は投稿者様の体験談を元に作成しています。
※自社で募集したエピソードに基づき、編集部にて事実確認および表現の精査を行った上で公開しています。


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