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NHK朝ドラ『風、薫る』(108)妊娠中の直美に告げられた現実…吾郎は子の名前を

  • 2026.8.26
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女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第108話が26日放送され、直美の夫・小川吾郎(甲斐翔真さん)の出征が決まる中、2人は生まれてくる子供を「明」と名付け、その名に戦争の時代でも家族3人で明るく暮らしたいという願いを託す展開に、多くの視聴者が涙を誘われました。

「小川さんは、立派なお勤めをされています」

一ノ瀬家では、りんの母・美津(水野美紀さん)と直美がおむつを縫っていました。

そんな中、自分を産んだ柳川文(内田慈さん)のことを思い出し、「もし1人で産むことになったら、それも文さんと一緒だなって…」と漏らし、それに対し、美津は「小川さんは、立派なお勤めをされています」と優しく声をかけました。

「旦那は、もう行ったのか?」と問う平蔵

ある日、直美は、患者の遠藤平蔵(太田光さん)の家を訪れます。

酒瓶のメモが剥がれているのを見た直美は、新たに「酒一杯 水一杯」と書き加えながら、しばらく来られなくなること、その理由が妊娠であることを打ち明けます。平蔵から「旦那は、もう行ったのか?」と聞かれた直美は、静かに「いいえ」と答えました。

「名前…一緒に考えよう」と提案する吾郎

その夜、吾郎は子供の名前について切り出します。「それはまだいいじゃない。じっくり考えよう」という直美に、吾郎は「準備、しておいたほうがよさそうなんだ」と告げます。

「行ったらいつ帰れるか…」と話す吾郎に、直美は「なんとか戦場に行かないで済む方法はないの?」「ご、吾郎さん、そんな優しくて戦える?怖くないの?」と感情をあふれさせます。

吾郎は「戦えるよ。軍人だから。お国のために…直美とその子のために戦える」と返し、「私、1人でこの子、産むの?」という直美に「すまない」と謝ります。そして、すすり泣く直美を強く抱きしめ、「名前…一緒に考えよう」と提案します。

「明」という名を思いつく吾郎

直美は、名前を決めてしまったら、吾郎がいなくなるのを認めるようになるのが嫌で、「帰ってこなかったら許さないからね。すっごく怒るからね。手柄なんか1つもいらないから、早く戻って、ご飯作って。出世もしなくていい。私が働く」と涙ながらに訴えました。

そんな直美のお腹に手を当てた吾郎は、「明(あきら)」という名を思いつきます。男の子でも女の子でも大丈夫な名前だとし、「明るいことはいいことだろう? 『明るい』がつくと楽しくなる。明るい父親、明るい母親、明るい家…明るい未来。明と3人で、どんな時も明るく暮らしていきたい」と優しく語りかけました。直美は笑いながら涙ぐみ、2人でお腹にいる「明」に呼びかけました。

吾郎に直美を「責任をもって預かる」と約束するりん

翌年3月、お腹の大きくなった直美が夕食の支度をしていると、吾郎が戻り、「出征の命が下った」と告げます。そして、吾郎は直美を連れて一ノ瀬家を訪れ、「私が戦地にいる間は妻をまたこちらの家に住まわせていただきたいんです」と頼みます。

それに美津が快諾し、りんは「一人には、決してしません。小川さんがお帰りになるまで、責任をもってお預かりします」と約束しました。

最愛の夫の背中を見送り続ける直美

その夜、直美は戦地でも絶対に取れないようにと、真剣な手つきで吾郎の軍服にボタンを縫い付けます。一生懸命な直美の姿を、吾郎は愛おしそうに見つめました。

見送りの朝、吾郎のボタンを確認しながら「よし」という直美に、吾郎は「行ってくる」と敬礼。直美は「いってらっしゃいませ。ご無事のお帰り、お待ちしております」と返し、振り返らない最愛の夫の背中を目に涙をためながら、静かに見送り続けました。

SNS「赤ちゃんのためにも無事に帰ってきて」と祈る声多数

『風、薫る』の第108話の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。

視聴者の反響まとめ 「絶対に戻ってきて!」吾郎の出征に対する不安と祈りの声 戦地へ向かう吾郎に対し、視聴者からは「赤ちゃんのためにも無事に帰ってきて」という切実な願いが殺到しています。直美がしっかり縫い付けたボタンが悲しい伏線になるのではないかと案じる声や、「嫌な予感しかしない」と吾郎の安否を本気で心配するコメントが多く寄せられました。

「もう一人じゃない」直美を支える心強い『家族』への安堵 夫を見送る妊娠中の直美ですが、「りんや美津、環がいてくれて本当に良かった」「一人にはしないというりんの台詞が頼もしい」と、直美を温かく支える周囲の絆に胸をなでおろす声が多数上がっています。かつて孤独だった直美が得た「家族」の存在が、視聴者にとっても大きな救いとなっているようです。

「感情移入で涙…」戦争の理不尽さと俳優陣の熱演への称賛 理不尽な戦争によってささやかな幸せが奪われる展開に、「大事な家族が壊れてほしくない」「『明』を求める足元に闇があるようで苦しい」といった悲しみや憤りの声も続出しました。同時に、直美の切ない心情を見事に表現した上坂さんをはじめ、視聴者の胸を打つ俳優陣の熱演に多くの共感と絶賛が集まっています。

ライターコメント

愛する夫の出征という重い現実を前に、気丈に振る舞おうとしながらも感情があふれてしまう直美の姿に、思わずもらい泣きしてしまった第108話。「手柄なんて1つもいらない」という言葉に、戦争に巻き込まれていく市井(しせい)の人々の切実な本音が詰まっていました。暗い時代だからこそ名付けられた「明」という名前に込められた願い、そして直美を「決して一人にしない」と誓うりんや美津たちの温かい絆が救いです。どうか吾郎が無事に生還し、3人で「明るい未来」を迎えられることを祈らずにはいられません。

『風、薫る』過去記事

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