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【2026年最新】ウエディングドレスの10大トレンド。レースやシルエット、ベールの新潮流を解説

  • 2026.8.25
ellecanada.com

2026年のウエディングドレスは、レースやチュールといったクラシカルな素材をモダンに再解釈したデザインが主役。ノスタルジックなムードや自然界に着想を得たディテール、構築的で大胆なシルエットなど、花嫁の個性と自信を引き立てる装いが支持されている。人気デザイナー4人によるトレンド分析とともに、今季を象徴する10のスタイルをカナダ版「ELLE」がピックアップ。

【トレンド1】甘さだけではない、テーラードレース

Halfpenny London

「レースは昔から花嫁らしさを象徴する素材ですが、2026年は仕立てのよさを際立たせた、力強いデザインへと進化しています」と語るのはイギリスの人気ブライダルブランド「Halfpenny London」のデザイナー、ケイト・ハーフペニー。彼女が注目するのは、ロマンチックでありながら、明快さと自信も兼ね備えた、すっきりとしたシームやシャープなショルダーライン、シェイプウエストを取り入れたスタイル。高度なテーラリング技術によって、レースは単なる装飾の域を超え、フォルムをつくる構築的な要素へと変化。ロマンティックな柔らかさと凜とした強さを両立できる。

【トレンド2】ミニマルなスリップドレス

Ouma

余計な装飾を抑えたミニマルなブライダルスタイルの人気は、今後も続きそう。中でも注目したいのが、体のラインに沿って流れるようなスリップシルエットだ。カナダのブランド「OUMA Couture」を手掛けるオウ・マーは「このクラシックなシルエットは、気負わない洗練さと花嫁らしい感性を兼ね備えています」と語る。「端正でありながらどこか親密さを感じさせる佇まいが、現代の花嫁の心を捉えています」

【トレンド3】BOHOスタイルがシックに復活

Galia Lahav

自由でロマンティックなBOHOスタイルが、より上品で洗練された姿になってカムバック。「Galia Lahav」のヘッドデザイナー、シャロン・セヴェルによれば、キーワードは、エフォートレスなシルエット、柔らかな動き、透け感のあるレイヤー、そしてロマンチックさだという。これらを高度なクチュール技術と明確な意図をもって仕上げることで、従来のボーホードレスとは一線を画すデザインが生まれる。「作り込みすぎず、自信に満ち、自然体で、感情豊かな印象を与えます。本物らしさ、自由さ、モダンさ、そして若々しさが感じられます」

【トレンド4】触れたくなる、表情豊かな素材

Ouma

2026年のウエディングドレスは、視覚だけでなく触覚にも訴えるデザインが主流に。異なる素材を幾重にも重ねた生地や立体的なレース、複数のファブリックを組み合わせた構成が、ドレスに奥行きを生み出す。オウ・マーは、「テクスチャーによってラグジュアリーな立体感と視覚的な豊かさが加わり、平面的なシルエットを超えた表現が可能になる」と解説。思わず触れたくなる素材と、動くたびに記憶に残る表情が、花嫁の装いをいっそう特別なものにしてくれる。

【トレンド5】バレエに着想を得た、軽やかなブライダルルック

Savannah Miller

バレエの優美さからインスピレーションを得た、しなやかさと芯の強さが共存するスタイルにも注目したい。英国人デザイナー、サバンナ・ミラーが好むのは、体の動きに寄り添う柔らかなシルクと、繊細で緻密なレースの組み合わせ。「きちんと計算された構築的な土台の上に、あえて力の抜けた軽やかさを重ねることで、自由に舞うような躍動感が生まれます。優雅でありながら堅苦しくない、喜びに満ちたブライダルルックです」

【トレンド6】ドラマチックなドロップウエスト

Savannah Miller

ウエストラインが正面に向かってV字やU字の形に低く下がる“バスクウエスト”やウエストラインを下げた“ドロップウエスト”は、上半身をすらりと長く見せ、モード感のあるシルエットを演出する。ミラーは「1920年代風ヴィンテージの要素を現代的なテーラリングで再構築したデザインとして、人気が高まっています」と説明する。印象的なウエストラインは自信とセンシュアリティを引き出しながら、さりげない華やかさを添えてくれる。「シャープで構築的なボディスと、ボリュームのあるロマンティックなスカートを組み合わせた一着は、今らしさとタイムレスな美しさを兼ね備えています」

【トレンド7】見るほどに心を奪う、意外なディテール

Galia Lahav Muse

一目で魅力を伝えきるのではなく、見る角度や花嫁の動きによって新たな表情を見せるドレスが支持されている。セヴェルが挙げるのは、ドラマチックなバックスタイルや意外性のあるカットアウト、クチュールならではの装飾など、細部を眺めるほど、隠れていた魅力が少しずつ明らかになるデザインだ。さらに、ドレスを丸ごと着替えることなく、挙式から披露宴仕様へ変化させられる仕掛けも人気。計算されたディテールが、忘れられない一着を完成させる。

【トレンド8】個性を映す、型破りなベール

Halfpenny London

「ベールは守るべき伝統ではなく、花嫁の個性を表現するアクセサリーです」とハーフペニー。彼女が提案するのは、ショート丈や大胆なボリューム、重なりのあるデザイン、刺しゅうや立体的な素材を取り入れた、意外性のあるベール。「顔まわりを美しく見せたり、全身のバランスを変えたり、ドレスの印象を一変させたりと、その効果は絶大です」。繊細でオーソドックスなデザインにとらわれず、自分らしい一本を選びたい。

【トレンド9】強さを宿した構築的なシルエット

Halfpenny London

シャープなラインやコルセットを取り入れた構築的なボディスに、シルクやシフォン、チュールなどの軽やかな素材を合わせる。この強さと流動性のコントラストが、2026年らしい新鮮なシルエットを生み出す。セヴェルが引かれるのは、堂々とした存在感を放ちながら、動いたときには美しく揺れるドレス。ハーフペニーは、ミニマルな一着に大胆さを加えるディテールとして、左右の腰を張り出させるパニエに注目している。重さや硬さを感じさせることなく輪郭を強調するパニエは力強い輪郭と存在感を生み出してくれる。

【トレンド10】自然をまとう、立体的なフラワーモチーフ

Savannah Miller

花々を立体的に表現したドレスは、自然とのつながりを大切にする花嫁にぴったり。ミラーはシフォン、ジャカード、レース、オーガンジーといった素材を用いた、立体感のある芸術作品のようなディテールが、ドレスに生命感と躍動感を与えているという。「自分のウエディングスタイルに深い意味やパーソナルな思いを求める花嫁が増えるなか、 オーガニックで触感豊かなデザインは、ドレスにロマンチックで個性的な印象を与えます。花嫁は自然体でありながら、この上なく洗練された装いを実現できるのです」

Translation & Text : Naoko Ogata


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