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「私が名前を呼んだから」愛犬ポメラニアンの死を悔やむ飼い主→2カ月後に笑顔。配達員が目撃した不思議な体験【作者に聞く】

  • 2026.8.23
ココや_P02 送達ねこ(@jinjanosandou)
ココや_P02 送達ねこ(@jinjanosandou)

夏休みは漫画三昧。ウォーカープラスでバズった名作漫画を再掲載。

これは、ある郵便配達員が実際に経験した不思議な体験談だ。いつも配達で訪れる山口さんの家には、とても元気なポメラニアンのココがいた。配達員がおやつやおもちゃを運んでくれるため、ココは配達員が大好きでいつも歓喜して出迎えてくれていた。

ココや_P03 送達ねこ(@jinjanosandou)
ココや_P03 送達ねこ(@jinjanosandou)
愛情いっぱいに育てられ、家族の一員だった 送達ねこ(@jinjanosandou)
愛情いっぱいに育てられ、家族の一員だった 送達ねこ(@jinjanosandou)
ココや_P05 送達ねこ(@jinjanosandou)
ココや_P05 送達ねこ(@jinjanosandou)
ココや_P06 送達ねこ(@jinjanosandou)
ココや_P06 送達ねこ(@jinjanosandou)

しかしある日、山口さんの家に書留を届けに行くとココの姿はなく、家中が静まりかえっていた。「ココ、亡くなったんです」。山口さんは静かにそう言い、「私のせい」「私がココの名前を呼んだから」と自分を責めていた。一体何が起こったのか。

かける言葉も見つからなかった配達員だが、2カ月ほどたったころ、突然山口さんが明るい笑顔を浮かべていた。「何かいいことがありましたか」と尋ねると、山口さんの身に世にも不思議なことが起こっていたのだという。

「俺は猫に守られている」配達員が語る動物たちの力

この漫画は、現役の郵便局員である送達ねこ(@jinjanosandou)さんが、同僚たちの不思議な実体験を漫画化した『郵便屋が集めた奇談』のエピソードだ。送達ねこさんによると、配達先の犬や猫と顔なじみになることは少なくないという。

「ワンちゃんをおびやかさないためにも、配達が難しそうな場合は近寄らずに戻ってきます。それでも犬好きの局員などは、じゃれられて制服に毛をつけてニコニコ帰ってきたり、ポストから猫の手が伸びてタッチされそうになったり、交流を楽しんでいる者も少なくありません」

ある配達員は「ノラ猫に用心棒されている」と語ったそうだ。ある場所で鳥肌がたち踏みこむのをためらっていたとき、いつのまにかノラ猫が彼を追い越して前方を「シャー」と威嚇した。すると急に空気が変わり、入りやすい場になったという。本人は「俺は猫に守られている」と心強くしていたそうだ。「作中のワンちゃんもそうですが、彼らは人間の気持ちを察したり、ときに人間にははかり知れない世界とつながっているような気もします」と送達ねこさんは振り返る。

心の地図にピンを足す。町と配達員が築く温かな関係

配達員は毎日のように町を回るため、細かな変化に気づきやすい。「街のことは知ってこそ仕事の精度もあがります。街を回りながら、窓辺に寄ってくるワンちゃん猫ちゃんの姿に癒やされている配達員もたくさんいます。配達地図とは別にそれぞれに心の地図があって、ホッとするピンを足してもらっているのかもしれません」と送達ねこさんは語る。

『郵便屋が集めた奇談』は、読者から「こういう不思議で怖い話って好き」「けっこう背筋がゾクッとしたけど、めちゃくちゃおもしろい」と好評だ。日本のどこかの町でひっそりと起こっている“怪異”を覗き見してみてはいかがだろうか。

取材協力:送達ねこ(@jinjanosandou)

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