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世界を動かすのは、凄腕諜報員じゃなくて、国際金融のプロたち? 映画『グレイ・ミッション』

  • 2026.8.21

映画ライター杉谷伸子と謎の美女B子によるお気楽映画評論ユニット・お杉とB子が今注目の映画について語る連載「お杉とB子のMOVIE TALK」。今回のお題は、8月21日から全国公開の映画『グレイ・ミッション』です。

敏腕弁護士&しごデキ男は最強チーム!

お杉

おしゃれでド派手なアクションがお得意なガイ・リッチー監督の新機軸よ。ヒロインは、白黒つけられないグレーな案件を巧みにさばく敏腕弁護士レイチェル。強欲な富豪サラザールから貸付金り返すために雇われた彼女は、元特殊部隊員のシドとブロンコを使うの。

B子

レイチェルはめちゃ強気で、和解金で決着せよと命じられた弁護士に全額返済を要求。さらに彼女はサラザール本人との交渉も要求する。

お杉

そこで活躍するのは、シドとブロンコが率いるプロフェッショナルチーム。彼らの駆使する技がアナログだったり、ハイテクだったり、バラエティに富んでます。でも、一番効くのが資産の差し押さえ。超富裕層がどんなふうにして稼いでいるのかがわかって、テンションUPよ。

B子

お金、大好きだもんね(笑)。

お杉

このプロ集団の緻密な作戦にもアガるわよ。作戦プランもひとつじゃないの。プランが失敗して大ピンチっていうチープなパターンには陥らないのがさすが。

B子

リッチー監督は、シド&ブロンコの作戦描写にも力を入れていたし、特に拉致されたレイチェルを救出する場面は手に汗握る迫力よ。

お杉

見せ方がうまいね。冒頭から緊迫の展開で一気に引き込まれちゃう。このデキる男たちとレイチェルの間に恋愛感情が生まれないのが、今どきでいいわ。そうよ、時代は恋愛なんて求めてないのよ!

B子

あなたの個人的見解でしょ?

お杉

でも、この男たちは仲間の絆には篤いのよ。これがまたガイ・リッチーっぽくない?

B子

男だけでワチャワチャやっている感じね。レイチェルが彼らを「キッズ」と呼んでいるように、アンアン読者も彼女と同じ視点でボーイズの活躍を温かく見守ってあげるのが正しい観方だと思います。

information

映画『グレイ・ミッション』
『グレイ・ミッション』

監督・脚本/ガイ・リッチー 出演/ヘンリー・カヴィル、ジェイク・ギレンホール、エイザ・ゴンザレスほか

8月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

お杉とB子

マチュー・アマルリックもお目見えのサスペンス『プライベート・ケース』(7月24日公開)。ファンには、意外な収穫あり♪(お杉)

橋口亮輔監督の『ぐるりのこと。』と『ハッシュ!』が7月24日からリバイバル上映される。ぜひ、観てほしい傑作です。(B子)

イラスト・いいあい

anan 2507号(2026年8月5日発売)より

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