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後輩の資料から作成者名を消した私が、課長の前で認めたこと

  • 2026.8.21
ハウコレ

後輩から届いた分析資料は、ほとんど修正する必要がない完成度でした。会議で報告できる実績がないことに焦っていた私は、作成者の欄へ自分の名前を入力し、そのまま発表資料として提出しました。

後輩から届いた完成資料

後輩が社内チャットで送ってきた資料には、過去2年分のデータが整理され、次月の展開案まで入っていました。私が直す箇所はほとんどありません。

私はこの半年、会議で報告できる成果を作れず、評価面談が近づくたび、仕事の速い後輩と比べられていると感じていました。

「ありがとう。あとはこっちでやっておくね」と返信したあと、私は発表用のファイルを開き、作成者の欄から後輩の名前を消して、自分の名前へ書き換えました。後輩の資料を自分の名前で出したのは、これが初めてではありません。

会議で続けた自分の説明

会議で私は、後輩が作ったグラフを示しながら言いました。

「こちらは私のほうで進めていた分析です」

課長が資料を評価するたび、私は説明を続けました。同じ会議室に後輩がいると分かっていながら、名前を出せば作成者を書き換えた理由まで問われると思い、次月の展開案まで自分の考えとして話しました。報告を終えたあとも、後輩のほうを見られませんでした。

廊下で使った言い訳

会議後、後輩に廊下で呼び止められました。

「あの資料、私が作ったものですよね」

私は「チームの成果として報告しただけだよ」と返しました。チームの成果なら、作成者を変える必要はありません。それでも認めれば、以前の資料についても確認されると思い、私は少し笑って余裕があるように振る舞い、打ち合わせを理由にその場を離れました。

そして...

数日後、課長から呼ばれました。資料を作ったのは後輩だと、すでに把握していました。

私は作成者を書き換えたことと、後輩の名前を出さずに報告したことを認めました。その日のうちに経緯を文面で提出し、次の会議の報告者欄には後輩の名前を入れました。

後輩への謝罪は、まだチャットの下書きに残っています。送れずにいるのは、拒まれるのが怖いからです。次に後輩と話すとき、下書きのままの謝罪を自分の言葉で伝えるつもりです。

(30代女性・企画職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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