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「解雇して」と毎日思い続けた——トリ・スペリング、監督に震えた現場の真相

  • 2026.8.17

撮影現場で何度も体が震えた、とトリ・スペリングは振り返る

スティーブン・ボールドウィンのポッドキャスト「One Bad Movie」に出演したスペリングは、自身のキャリアで最もつらかった撮影現場として、2003年の映画「Evil Alien Conquerors」を挙げ、監督のクリス・マセソンを名指しした。(フロントロウ編集部)

セリフを言うたびに名前を呼ばれた

スペリングが振り返ったのは、自信を失っていった撮影の日々だ。

どんなセリフを言っても、監督は必ず『トリ、もう一度やってくれる?』と言ってくる。セットにいる全員の前で大声で、毎回そうだった」とスペリングは語った。「20人ほどがいる場面でも、相手が1人だけの場面でも変わらなかった。撮影が終わって『カット!』の声がかかるたびに、『来るぞ』と身構え、次に自分の名前を呼ばれるとわかっていた」

その状況に耐えるため、スペリングは自分なりの方法を見つけた。「頭の中でコメディにするしかなかった。どんなセリフを言っても、結局はすべて台無しにされるように感じていたから」。ついには『Just fire me and recast(もうクビにして、別の人をキャスティングして)。本当につらい』と思うほどになり、『毎日、打ちのめされたような状態で撮影現場に向かっていた』と明かした。

スペリングは『あの監督は私のことが大嫌いだった』と振り返った。

『ビバリーヒルズ高校白書』で成功後、コメディ進出を目指した

当時、スペリングはすでに『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』で、全10シーズンにわたってドナ・マーティン役を演じ、確固たる地位を築いていた。さらなるコメディ進出の足がかりとして期待していたのが、この『Evil Alien Conquerors』だった。クリス・パーネルとディードリック・ベイダーが主演を務めたSFコメディ作品で、スペリングはエイリアンの一人・ジャンを演じている。

また、出演シーンは多いものの、スペリングの名前はクレジットされていない。本人によると、エージェントがクレジットから名前を外すよう申請したという

監督は「考え方の違い」と回答

Entertainment Weeklyの取材に対し、クリス・マセソンは「彼女がそう感じたことは残念だ。個人的にトリのことは好きだったが、コメディへのアプローチが違ったのだと思う」と答えた。

マセソンはエド・ソロモンとともに『ビルとテッド』シリーズを生み出し、『ビルとテッドの大冒険』『ビルとテッドの地獄旅行』『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』の3作を共同執筆したことで知られ、「Evil Alien Conquerors」はその数少ない監督作のひとつだ。

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