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打率.280、OPS.750なのに……コーラ監督解任で吉田正尚に突きつけられた現実

  • 2026.5.8

ボストン・レッドソックスの吉田正尚が、監督交代を機に出場機会をさらに失うという皮肉な状況に直面している。4月26日にアレックス・コーラ前監督が解任され、チャド・トレーシー代行監督が就任して以降、吉田はほぼベンチ専用の扱いとなった。コーラ体制下でも出場機会の少なさに不満を示していた吉田だが、新体制でその境遇は悪化こそすれ、好転していない。

就任7試合でスタメン1回——トレーシーが示した"優先順位"

米スポーツメディア『roundtable.io』の報道によると、コーラ体制の27試合では吉田は12試合でスタメン起用されていた。しかしトレーシー代行就任後の7試合では、スタメンはわずか1試合、打席数は5にとどまっている。同メディアはトレーシー代行が「吉田をほぼベンチ専用として起用している」と指摘した。当のトレーシー代行は米メディア『MassLive』のクリス・コティロ記者に対し「役割はそれほど変わらない。彼が打てるのは分かっている。ただ他の4人もスピードと万能性という点で貢献してくれている」と語っている。

吉田正尚、異例の境遇に本音「スタメンで出ることが目標」

コーラ体制下の4月中旬には、吉田自身も苦境を率直に認める場面があった。『ボストン・グローブ』紙のティム・ヒーリー記者によると、6試合中5試合でスタメンを外れた吉田は「慣れていない状況だ。試合に出ている限り、スタメンで出ることが目標だ」と述べた。2026年シーズンはここまで34試合中20試合に出場し、打率.280・OPS.750という数字を残しており、打撃面での貢献は数字が示している。それでも、2年で約3,720万ドル(約55億円)の契約が残っていることも移籍の障壁となっており、トレード解決も容易ではない状況だ。

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