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「帰る方向、一緒だったんですね」何度か同じスーパーで会った同僚。少しずつ距離を詰めてきた理由

  • 2026.8.15
「帰る方向、一緒だったんですね」何度か同じスーパーで会った同僚。少しずつ距離を詰めてきた理由

何度か同じスーパーで見かけていた

3年前、私が勤めていた会社での話です。

部署の違う40代の男性社員とは、休憩室でたまに顔を合わせる程度の関係でした。

名前は知っていましたが、会えば軽く挨拶をするくらいで、特別親しいわけではありませんでした。

ある火曜日の仕事終わり、廊下ですれ違ったとき、その男性から声をかけられました。

「今日も、駅前のスーパー寄るんですか?」

突然だったので、少し驚きました。

「よく分かりましたね」

そう返すと、男性は笑って言いました。

「自分もあの辺通るんですよ。何回か見かけたから」

聞けば、男性も私と同じ駅を利用していて、帰りに駅前のスーパーへ寄ることがあるそうです。

たしかに同じ会社で、使う駅まで同じなら、何度か見かけても不思議ではありません。

そのときは「そうだったんですね」と答え、それ以上は気にしませんでした。

挨拶だけだった距離が、少しずつ近くなった

ところが、その日を境に、帰り道で男性と顔を合わせることが増えました。

会社を出たところで一緒になり、駅まで少し話しながら歩く日もありました。

最初のうちは、仕事の話や天気の話をする程度でした。

男性も、何度か同じ道を歩いたことで、私と親しくなったつもりだったのかもしれません。

ただ、私はそこまで親しくなった感覚はありませんでした。

ある日は私が会社を出ると、少し先にいた男性がこちらを見て立ち止まりました。

「ちょうどよかった。一緒に帰ろうと思って」

別の日には、スーパーの入口近くで男性を見かけました。

私に気づくと、笑顔でこう言いました。

「火曜だから、来るかなと思ってました」

以前なら何とも思わなかった言葉でしたが、その日は少しだけ引っかかりました。

偶然会って話すことと、自分が来る時間を予想して待たれていることは、私の中では同じではありませんでした。

「今日は急いでるので、お先に失礼します」

そう伝えて、その日は一人で買い物をして帰りました。

翌日からは、会社を出る時間を少しずらしたり、スーパーへ寄る曜日を変えたりしました。

すると、帰り道で男性と一緒になることは自然と減っていきました。

会社ではその後も何度か顔を合わせましたが、挨拶をする程度の関係に戻りました。

男性に悪気があったとは思っていません。ただ、相手は親しくなったつもりでも、自分はそう感じていないことがあります。

人との距離感は、同じ出来事でも受け取り方が違うのだと感じた出来事でした。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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