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「重そうだね。半分持つよ」いつも荷物を持ってくれていたサークル仲間。だが、少しずつ距離を置いたワケ

  • 2026.8.15
「重そうだね。半分持つよ」いつも荷物を持ってくれていたサークル仲間。だが、少しずつ距離を置いたワケ

いつも荷物を持ってくれたサークル仲間

学生時代、同じサークルにとても世話好きな男性がいました。

活動が終わってみんなで駅まで歩くとき、私が荷物を抱えていると、よく声をかけてくれました。

「重そうだね。半分持つよ」

最初のころは遠慮していましたが、機材や資料を持つ日は本当に助かりました。

話し方も穏やかで、誰に対しても気さくな人だったので、私も特別な警戒心を持っていませんでした。

ところが、しばらくすると、少しだけ気になることが増えていきました。

「昨日、駅前にいたよね」

友人と買い物をした翌日、そんなふうに声をかけられたのです。

そのときは、たまたま見かけたのだろうと思いました。

「いたよ。友達と買い物してた」

そう答えると、相手も「やっぱり」と笑っただけでした。

ですが、その後も「この前、大学の近くにいたよね」「昨日は帰るの遅かった?」など、私の行動について聞かれることが何度か続きました。

親切に感じていた距離が、少しずつ近くなった

決定的に嫌なことをされたわけではありません。

駅や大学の周辺なら、同じ学生同士で偶然見かけることも十分あります。

それでも、会うたびに自分の行動について触れられると、私は次第に居心地の悪さを感じるようになりました。

さらに、メッセージでも「今日は何してるの?」「明日はサークル来る?」と聞かれることが増えていきました。

返事が遅れると、

「忙しい?」

「何かあった?」

と続けて連絡が来ることもありました。

相手にとっては、仲のいい友人に連絡しているだけだったのかもしれません。実際、怒られたり、無理に何かを要求されたりしたことはありませんでした。

ただ、私はそこまで頻繁に予定を伝え合う関係だとは思っていませんでした。

親切にしてもらったことへの感謝と、距離を置きたい気持ちが混ざり、しばらくどうすればいいのか迷いました。

そこで私は、少しずつ自分から距離を調整することにしました。

荷物を持つと言われても、

「今日は大丈夫。ありがとう」

と断るようにしました。

帰り道も毎回一緒には帰らず、友人と帰ったり、用事を済ませてから帰ったりするようにしました。

メッセージも、必要な連絡だけに返すようにしました。

そうしているうちに、相手から個人的な予定を聞かれることは少なくなりました。サークルで会えば普通に話しますが、それ以上踏み込まれることもなくなりました。

今振り返ると、相手に悪意があったのかどうかは分かりません。

ただ、親切にしてくれる人だからといって、自分が無理に相手の距離感に合わせる必要はないのだと思います。

少し違和感を覚えたときに、自分が落ち着ける距離まで戻してみる。それも人間関係を続けるためには必要なことなのだと、この出来事から感じました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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