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「うちの敷地に、勝手に置かないで」何度伝えても荷物を置く隣人。だが、境目を一緒に確認してもらった結果

  • 2026.8.13
「うちの敷地に、勝手に置かないで」何度伝えても荷物を置く隣人。だが、境目を一緒に確認してもらった結果

少しくらいなら、と我慢していた

戸建てに引っ越して二年ほどたったころのことです。

隣の家とは、顔を合わせれば挨拶をする程度の付き合いでした。特別親しいわけではありませんが、これから長く住む場所です。できれば波風を立てずに過ごしたいと思っていました。

そんな隣人が、ときどき我が家の駐車スペースの端に物を置くようになりました。

最初は園芸用の土が入った袋がひとつ。その次は空になった植木鉢や、まとめた段ボールでした。

どれも長期間置かれているわけではありません。半日ほどで片付くこともあり、「少しくらいなら」と私も見過ごしていました。

ところが、それが何度も続くようになりました。

我が家は駐車場にそれほど余裕がなく、端に物が置かれているだけでも、車を出すときに何度か切り返さなければなりません。

ある日、隣人と顔を合わせた際に、思い切って伝えました。

「すみません。ここに荷物があると、車を出しにくいので、できれば置かないでもらえますか」

すると隣人は、少し面倒そうな表情を浮かべました。

「すぐ片付けるものだから、それくらいいいでしょう」

私はそれ以上強く言えず、「車を使うことが多いので」とだけ伝えて、その場を離れました。

これで伝わったと思っていたのですが、その後も状況はあまり変わりませんでした。

置かれていた場所を、一緒に確認した

数週間後の朝、出かけようと玄関を出ると、駐車場の端に段ボールと園芸用品がまとめて置かれていました。

車を動かせないほどではありません。ただ、そのままではかなり切り返しにくい位置です。

またか、と思いました。

これまでのように我慢していても、同じことが続くだけかもしれません。私は隣の家のインターホンを押しました。

出てきた隣人に、荷物を指して声をかけました。

「前にもお願いしたんですが、ここには置かないでもらいたいんです」

「でも、そんなにはみ出していないでしょう」

そう返されたため、私は駐車場の端まで一緒に来てもらいました。

敷地の境目には、家を購入したときに説明を受けた目印があります。私はそれを示しながら、普段どこまで車を寄せているのかも説明しました。

「このあたりまでうちの駐車スペースなんです。物があると、車を出すときに困るので」

隣人はしばらく足元と荷物を見比べていました。

それから、先ほどまでより少し小さな声で言いました。

「そんなに邪魔になっていたとは思わなかったです」

「少しだけならと思っていたんでしょうけど、何度も続くと困ってしまって」

私がそう返すと、隣人は荷物を抱え、自宅側へ運び始めました。

「分かりました。これからはこっちに置きます」

大げさな言い争いになったわけでも、どちらかが怒鳴ったわけでもありません。

ただ、それ以来、我が家の駐車スペースに隣家の物が置かれることはなくなりました。

今でも顔を合わせれば普通に挨拶をします。

近所だからこそ我慢するのではなく、困っていることは曖昧にせず伝える。そのほうが、かえって長く穏やかに付き合えるのかもしれないと思った出来事です。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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