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「玄関の前で、また立ち話してる」自宅の前でいつも長話をしている近隣住民。だが、思わず言ってしまった本音とは

  • 2026.8.13

自分の家なのに「すみません」

子どもたちが成人して家を出てから、夫婦二人で静かに暮らしています。

自宅は関西の住宅街にある戸建てで、玄関のすぐ前には道路があります。

近所には小学生くらいの子どもがいる家庭も多く、夕方になると外で遊ぶ声が聞こえてきます。

子どもたちの声そのものは、それほど気になりませんでした。

困っていたのは、迎えに出てきた親たちの立ち話です。

最初は向かいの家の前で話していたはずなのに、人数が増えるうちに少しずつ輪が広がり、いつの間にか我が家の玄関前まで人が立つようになりました。

ある日、買い物から帰ると、玄関の前で楽しそうに話し込んでいました。

(玄関の前で、また立ち話してる)

私が近づいても、こちらには気づいていない様子です。

「すみません、通ります」

そう声をかけると、ようやく一人が「あ、ごめんなさい」と半歩よけてくれました。

私はその隙間を通り、鍵を開けました。

自分の家に入るだけなのに、どうして私が毎回「すみません」と言っているのだろう。

扉を閉めたあとも、外からは楽しそうな笑い声が聞こえていました。

毎日のように続く立ち話

それからも、同じことは何度もありました。

夕方になると数人が集まり、玄関の近くで話し始めます。

こちらが帰宅すれば少しだけ道を空けてくれますが、私が家に入ると、また元の場所に戻って話を続けます。

直接注意しようと思ったこともあります。

けれど、近所付き合いはこれからも続きます。

少しのことで関係が悪くなるのも嫌で、私はそのたびに黙っていました。

そんなある日の夕方、玄関を開けて外に出ようとした瞬間、目の前に人が立っていました。

扉を開けた私と相手が、ほとんどぶつかりそうになりました。

相手は驚いて、「あ、ごめんなさい」と笑いながら少し横へずれました。

そのとき、今まで飲み込んできた言葉が自然に出ました。

「すみません。ここ、うちの出入り口なので、玄関の前だけ空けてもらえると助かります」

強く言ったつもりはありません。

すると相手は少し驚いた顔をしたあと、「ああ、そうですよね。ごめんなさい」と答え、ほかの人たちにも声をかけて道路の反対側へ移動してくれました。

それ以降、立ち話そのものがなくなったわけではありません。

ただ、少なくとも玄関の真正面に輪ができることは減りました。

もっと早く言えばよかったのかもしれません。

それでも、ご近所だからこそ言い方には迷います。

自分の家に出入りするだけなのに、毎回こちらが申し訳なさそうに通らなければならない。そんな小さな違和感でも、積み重なると意外と疲れるものだと感じた出来事でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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