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ノスタルジックな函館のカフェ5選。この夏行きたい北国の最新アドレスへ

  • 2026.8.7
TOMOMI NAKAMURA

異国情緒と港町の歴史が息づく北海道・函館。石畳の坂道や洋館、海が彩るノスタルジックな街並みを満喫した後は、ひと息つけるスポットへ。ゆったりと流れる時間を楽しめる、新オープンの函館のリノベカフェをナビゲート。涼しく過ごせる北海道の夏旅やシルバーウイークの参考にしてみて。


TOMOMI NAKAMURA

MORIHICO.函館元町

2026年6月、日本の道百選としても知られる大三坂沿いにオープンした「MORIHICO.(モリヒコ)函館元町」は、札幌で人気を誇るコーヒーブランド「MORIHICO.」が手掛けるカフェ。店内に一歩足を踏み入れると、香り高いコーヒーの香りがふんわりと漂う。

1921年築の「大三坂ビルヂング」をリノベーションした店内は、大正モダンの面影が残る温もりあふれる空間。縦長の窓や格子状に浮き彫りの装飾が入ったティンパネル風の天井、壁かけのアンティーク時計など、趣を感じるインテリアも魅力だ。

一人でも過ごしやすいカウンター席から寛げるソファ席まで揃い、積み重ねられてきた時間に耳を澄ませながら、思い思いのひとときを過ごせる。

TOMOMI NAKAMURA

世界各国から厳選したコーヒー豆を、自社ロースタリーの直火式焙煎機で焙煎し、北海道の風土に寄り添う独自のブレンドを追求する「MORIHICO.」。ネルドリップで抽出した「函館元町ブレンド」(¥748~)は、豊かなコクとほろ苦さがありながらも、やさしい甘みが心地いい一杯だ。豆の量と仕上がり量を選んで好みの味わいを楽しめる「函館式ドリップ」で提供している。

コーヒーと一緒にオーダーしたいのは、断面が美しい「フルーツキューブサンド」(¥1,320、ドリンクとセットで¥100引き)。

食パンをキューブ型にカットし、季節のフルーツと生クリームをたっぷり挟んだサンドは、すっきりとした後味と濃厚なコクを兼ね備えた北海道産生クリームと、フルーツの酸味や甘みが絶妙に調和した、軽やかな味わいが魅力。くちどけがよく、手が止まらなくなること間違いなし。

TOMOMI NAKAMURA

店舗があるのは、十字街駅から徒歩7分ほどのエリア。「ハリストス正教会」や「函館聖ヨハネ教会」からも近いので、教会巡りの後のカフェタイムに立ち寄るのもおすすめ。

MORIHICO.函館元町
北海道函館市末広町18-25 大三坂ビルヂング1F
営業時間/10:00~18:00(L.O.17:30)
無休
https://www.morihico.com/shop/hakodatemotomachi/
インスタグラム/@morihico.official

Hearst Owned

Homm

「大三坂ビルヂング」内の新店として、もう一軒見逃せないのが、2026年2月に誕生した「Homm(ホム)」だ。こちらは東京・日本橋の「Parklet Bakery(パークレットベーカリー)」をはじめ、数々のカフェやレストラン、ホテルを担う「Staple(ステイプル)」が手がけた、カウンター8席のカフェレストラン。

立ち上げメンバーには、函館出身の松本愛琉さんと菅原理恵さんのほか、渋谷の人気ビストロ「Pignon(ピニョン)」でスーシェフを務めた経歴を持つ、横山太郎シェフが加わった。

土蔵の内装を生かした温かみのある店内では、朝・昼は北欧ワッフルや軽食とコーヒー、夜はビストロメニューを展開。ドリンクで人気のナチュラルワインは、朝からオーダーできるので、昼飲みやアペロにも最適。

Hearst Owned

ここを訪れたらおさえておきたいのが、 看板メニューの「ノルディックワッフル」(単品¥2,500、ドリンクセット¥2,800) だ。上に乗ったソーセージは、幕別町の遊豚と森町のひこま豚、野菜や卵を使用し、店内で一本ずつ腸詰めしたジューシーな一品。じゅわっとあふれる肉汁と野菜のやさしい甘みが存分に感じられる。

そのほかにも自家製のスモークサーモンやベーコン、ザワークラウトが添えられ、満足感たっぷり。もちもちとした柔らかい食感のワッフルとともに道南の素材のおいしさを堪能しよう。

Hearst Owned

するめいかの身も肝も丸ごと使った「スルメイカのキッシュ」(¥1,200)は、いかの濃厚なうま味と玉ねぎのやさしい甘みが口いっぱいに広がる、ワインとの相性抜群の一皿。港町・函館ならではの豊かな自然の恵みを、存分に味わえる。

ドリンク一杯から気軽に利用できるので、元町散策の途中にふらりと立ち寄ってみて。

Homm
北海道函館市末広町18-25 大三坂ビルヂング1F
営業時間/9:30-15:00 (14:30L.O.)
18:00-22:00 (21:00L.O.)
定休日/月曜
インスタグラム/@homm_hakodate

TOMOMI NAKAMURA

cafe Mägin

元町をはじめとする観光地から徒歩圏内にありながら、喧騒から離れ、落ち着いた雰囲気が漂う宝来町。そんなエリアに築100年以上の蔵を改修した「cafe Mägin(カフェ マギン)」がある。

当時の建築をそのまま活かし2024年に開業した店舗の1階は、店主である木村タクミさんのお気に入りのアイテムを販売するショップ兼カフェスペースとして展開。骨董の器や花器のほか、オリジナルのアロマグッズや店内で提供中のワインも販売している。

2階は、蔵に眠っていた当時の道具や着物地を採用した洋服が展示されているギャラリー風のカフェスペースとなっており、それぞれ異なる雰囲気が楽しめるところが魅力だ。歴史的な建築が多く残る一方、新しいショップが次々と登場する函館という街に因んで、カフェの中は現代的なものと古いものを共存させ、あえて新旧入り交じる空間に仕上げているそうだ。

TOMOMI NAKAMURA

看板メニューの「函館マギンチーズケーキ」(¥800)は、とろりとなめらかな食感がインパクト大のスイーツ。スフレチーズケーキのようなふわふわの生地の上には、異なる2種のチーズクリーム、トップにはパリっとしたパルメザンチーズのチュイールが添えられ、爽やかな甘みと塩気のコントラストが楽しめる一品となっている。

合わせるドリンクは、フルーツの果肉がごろっと入った爽やかな「キウイスカッシュ」(¥700)をぜひ。

TOMOMI NAKAMURA

夏は京都・宇治「丸久小山園」の冷抹茶と楽しむ「日本茶セット(和菓子付き)」(¥900)もおすすめ。和菓子は地元でも愛される老舗和菓子店「龍栄堂」の求肥や生菓子を日替わりで提供しているそう。日本茶は抹茶・緑茶・ほうじ茶から好きな種類を選べる。見た目にも涼し気なスイーツや日本茶とともに、心安らぐ時間を過ごそう。

cafe Mägin
北海道函館市宝来町33-2
営業時間/8:00~17:00
定休日/火曜
インスタグラム/@magin_cafe

TOMOMI NAKAMURA

函ノ木CAFÉ

明治時代に建てられた「金森赤レンガ倉庫」が立ち並び、港町ならではのレトロな街並みが広がるベイエリア。その一角に2026年2月にオープンした「函ノ木CAFÉ(カフェ)」は、人・食・アート・インテリア、そして函館が自然につながる場所をコンセプトにしたカフェだ。

レストランだった建築をリノベーションし、地元アーティストの作品を展示するギャラリースペースを併設。食事を楽しみながら気軽にアートに触れられるスポットとなっている。

白を基調とした店内には、グリーンの大理石テーブルや、ベイエリアの赤レンガ倉庫をイメージしたピンクレンガのカウンターが配置され、ぬくもりとモダンが調和した空間が広がる。外のテラス席は、夏季限定で9月末までペット連れOKなところも注目のポイント。

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名物は、表面はさっくり香ばしく、中はふんわり焼き上げたワッフルにジューシーなフライドチキンをサンドした北米の定番メニュー、「ワッフルチキン」(¥1,800)! 上品な甘みのメープルシロップをプラスし、甘じょっぱさとサクじゅわ食感がやみつきになる、至福の一品に仕上げている。

TOMOMI NAKAMURA

ドリンクは、オリジナルブレンドコーヒーのほか、北海道産クラフトビールやワインも充実しているところが特徴的。

なかでもおすすめは下川町にある「しもかわ森のブルワリー」のフラッグシップビール「SIRIUS(シリウス)」(¥1,300)だ。柑橘を思わせる味わいと、トドマツ由来の森林のような爽やかなアロマが重なるビールは、やさしい甘みと苦みが絶妙で、初心者にもおすすめの一杯。ベイエリア散策中にひと休みしたいときはもちろん、アペロにもぴったりの一軒だ。

函ノ木CAFÉ
北海道函館市豊川町11-5 BAYはこだて広場内 函ノ木CAFÉ
営業時間/9:30~21:00(フードL.O. 20:00、ドリンクL.O. 20:30)※季節によって変動
不定休
https://hakodate-kanemori.com/shop/bayhakodate/b-17/
インスタグラム/@hakonoki_cafe

TOMOMI NAKAMURA

DIVA&RAM COFFEE

「二十間坂」に続く開港通り沿い、「金森赤レンガ倉庫」の目の前に佇む「DIVA&RAM COFFEE(ディーヴァ アンド ラム コーヒー)」は、古民家を改装した深煎りコーヒーと焼き菓子のお店。木の梁や欄間が残る店内は、温かみのある雰囲気でゆったり穏やかな空気が流れる。

1杯ずつハンドドリップで淹れるコーヒーのほか、エスプレッソにカプチーノ、キャラメルラテ、ヘーゼルナッツラテなど約20種のドリンクをラインナップ。

カウンターには、バナナブレッドや季節限定のブラウニー、チョコチャンククッキーなど、コーヒーとの相性を追求した焼き菓子がずらりと並ぶ。

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この日は3種類の豆が選べる「ドリップアイスコーヒー」(¥690)をオーダー。おすすめはグアテマラ・ブラジル・エチオピアをブレンドした「DIVA&RAMブレンド」。しっかりとした苦味とコクがありながら、華やかな香りも楽しめるブレンドは、焼き菓子の味を引き立ててくれる。

+¥150でアイスクリームもプラスできる「キャロットケーキ」(¥520)は、ずっしりとした食べ応えがあり、しっとりとした生地が印象的。レーズンの自然な甘みと食感がアクセントとなり、スパイスの香りが広がる一品だ。

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夏季限定ドリンクを楽しむなら、生口島から届いた無農薬レモンで作った自家製シロップを使った「サマーレモネード」(¥700)がいちおし。爽やかな酸味としっかりとした甘みが絶妙に調和した、暑い季節にぴったりの一杯だ。

これからの季節は、緑に囲まれた開放感あふれるテラス席で、心地よい風を感じながら過ごすのもいいかも。

DIVA&RAM COFFEE
北海道函館市豊川町10-6
営業時間/8:00〜17:00
不定休
インスタグラム/@divaandram_coffee

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