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「もう22時だね」と2度言っても帰らないママ友。だが、遠回しに言うのをやめた私に、相手が漏らした本音

  • 2026.9.21
「もう22時だね」と2度言っても帰らないママ友。だが、遠回しに言うのをやめた私に、相手が漏らした本音

時計の針だけが進むリビング

同じクラスのママ友が、娘さんを連れてよく家に遊びに来ていた。子ども同士はとても仲がよく、遊び始めると時間を忘れて夢中になっていた。

楽しそうな姿を見るのは嬉しかった。ただ、私は翌朝も仕事があり、娘も朝から保育園に行く。21時を過ぎるころには、どうしても時計が気になってしまう。

ある晩、気づけばもう22時近くになっていた。

私は時計を見ながら、なるべく明るく声をかけた。

「あ、もう22時だね」

「えっ、もうそんな時間?早いねえ」

ママ友は驚いた顔をしたものの、そのままお茶を飲み始めた。

しばらく待っても帰り支度をする様子はない。

私はもう一度、今度は少しだけ踏み込んでみた。

「ほんと、もう22時だね。明日も朝早いんだよね」

「そうだよね。でも、二人ともまだ遊びたそうだねえ」

そう言って笑うママ友に、私は「そうだね」と返すことしかできなかった。

以前には、遊んでいる途中で娘が大切にしていた人形の腕が外れてしまったこともある。ママ友は拾って渡してくれたが、子どもたちは気にせずそのまま遊び続けていた。

翌日、職場の同僚に「昨日も22時近くまでいて、帰ってほしいってうまく言えなくて」とこぼすと、「時間を決めて伝えたほうが、お互い楽なんじゃない?」と言われた。

家でも夫に話すと、夫は少し考えてから言った。

「たぶん、時間の話だけだと伝わってないのかもね。次は俺も少し早めに帰るようにするよ」

私も、察してもらうのを待つのではなく、きちんと伝えようと決めた。

初めて、はっきり時間を伝えた夜

数日後、ママ友親子がまた遊びに来た。

その日も子どもたちは夢中で遊び、気づけば21時を過ぎていた。

私はママ友の隣に座り、思い切って声をかけた。

「ねえ、ちょっといい?」

「ん?どうしたの?」

「今日も遅くなっちゃったし、次から平日に遊ぶときは20時くらいまでにしたいんだ。私も次の日仕事だし、娘も朝つらそうで」

ママ友は一瞬驚いた顔をした。

「あ…そうだったんだ。ごめん、私、全然気づいてなかった」

「ううん。私もちゃんと言ってなかったから」

そう話していると、玄関の鍵が開いた。いつもより早く帰ってきた夫がリビングに顔を出した。

「こんばんは。もう遅いですし、今日はこのくらいにしましょうか。よかったら送りますよ」

夫は責めるような言い方ではなく、いつも通りの穏やかな声だった。

ママ友は時計を見てから、すぐに立ち上がった。

「ううん、大丈夫。ほんと遅くまでごめんね。そろそろ帰ろうか」

玄関で靴を履く娘さんに、娘が手を振った。

「こんどはお昼にあそぼうね!」

「うん、またね!」

それからは休日の昼に遊ぶことが増えた。先週の日曜日も、17時になるとママ友のほうから「そろそろ帰ろうか」と声をかけていた。

あの日、ママ友に悪気があったわけではなく、私の遠回しな言い方では伝わっていなかったのだと思う。

私は腕を直した娘の人形を枕元に戻しながら、言いにくいことほど、察してもらうのではなく言葉にしたほうがいいのだと改めて感じた。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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