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「もう誘うのはやめてください」バイト先でしつこく誘ってくる同僚。しつこい勧誘に我慢出来なくなった瞬間

  • 2026.8.2

しつこく続いた勧誘

学生時代にアルバイトをしていた店に、同じ時期に働き始めた三十代の男性がいました。まじめな人ではあったのですが、ひとつだけ、困ったところがあったのです。

顔を合わせるたびに、同じ資格を取って一緒に就職しようと、しつこく誘ってきます。二年ほども言われ続け、私はやんわりと断り続けていました。

職場の空気を悪くしたくなくて、強くは言えずにいました。学生の私にとって、年上の同僚に正面から反論するのは、なかなか勇気のいることだったのです。それでも、連絡先を教えてほしいとまで迫られて、これはさすがにと感じるようになりました。

原付でつけてくる影

ある晩、私が原付で家に向かっていたときのことです。何気なく後ろに目をやると、見覚えのある人影が、少し後ろをついてくるのに気づきました。

まさかと思いましたが、それはあの男性でした。しかも、その人が住んでいると言っていた方角とは、まるきり反対の道だったのです。私の帰り道を知っているはずもないのに、なぜ後ろにいるのか。いくら考えても、答えは出ませんでした。

偶然、で片づけるには、あまりに不自然でした。心臓が嫌な音を立て、手のひらに汗がにじんでいくのが分かります。ここでうろたえてはいけないと、自分に言い聞かせました。

信号が変わっても、私はわざと速度を落として、後ろの様子をうかがいました。やはり相手は、一定の距離を保ったまま、ついてくるようでした。

帰り道を変えて

私は、まっすぐ帰るのをやめました。わざと知らない道へそれ、遠回りをして、後ろの気配をやり過ごしたのです。しばらく走ると、あの影は見当たらなくなっていました。

翌日、私は勇気を出して、その人にきちんと向き合いました。声を震わせないように、まっすぐ伝えたのです。

「もう誘うのはやめてください」

相手は、ばつが悪そうに黙り込みました。あわせて店長にも相談し、シフトと帰る時間を変えてもらったところ、それきり後をつけられることはなくなったのです。

一人で我慢せず、周りに助けを求めたことで、私は落ち着いた日常を取り戻せました。おかしいと思ったら、ためらわずに動いていい。あのとき自分を守れたことは、今でも小さな自信になっています。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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