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「6万円払うんだから、細かい分はもういいでしょう」旅行代を2か月払わなかった義母。だが、夫が出した明細を見た結果

  • 2026.10.3
「6万円払うんだから、細かい分はもういいでしょう」旅行代を2か月払わなかった義母。だが、夫が出した明細を見た結果

1週間たっても、1か月たっても

夫と、夫の両親の4人で温泉旅行に行ったときのことです。

宿は私が2部屋まとめて予約し、代金も私の口座から先に支払いました。

お義父さんとお義母さんの分は6万4000円。旅行から帰ってから渡してもらう約束でした。

ところが、1週間たってもその話は出ません。夕食のあと、私は夫に聞きました。

「旅行のお金、まだもらってないんだけど…」

夫は少し困った顔をしました。

「今月、いろいろ出費があるみたいなんだ。もう少し待ってあげて」

そう言われ、私は待つことにしました。

けれど、1か月たっても変わりません。嫁の私から直接催促するのも言いづらく、もう一度夫に頼みました。

「そろそろ、あなたから聞いてくれない?」

「うん。そのうち言うよ」

夫はそう答えましたが、すぐに話す様子はありませんでした。

6万4000円そのものより、約束したことがこのまま曖昧になってしまうのではないか。それが私には引っかかっていました。

座卓に置かれた、予約の明細

旅行から2か月ほどたった日曜日、夫の実家を訪ねました。

居間の座卓をはさんで、私の隣に夫、向かいにお義母さんが座っています。

お義父さんは、お義母さんの隣で新聞を読んでいました。

お茶を配り終えたお義母さんが、ふと思い出したように言いました。

「そういえば、旅行のお金まだだったわね。いくらだった?」

夫が答えます。

「父さんと母さんの分で、6万4000円だよ」

すると、お義母さんは驚いた顔をしました。

「えっ、そんなにしたの?2人で3万円くらいかと思ってた」

そして銀行の封筒を開くと、1万円札を6枚数えて座卓の上に置きました。

「6万円払うんだから、細かい分はもういいでしょう」

私は何も言えず、ひざの上で手を握りました。

そのとき、夫がかばんから1枚の紙を取り出し、座卓に置きました。宿の予約明細です。

「母さん、これ見て。2部屋で12万8000円。父さんたちの分は6万4000円なんだ」

夫は少し間を置いて続けました。

「2か月もそのままにしてたのは、僕も悪かった。でも、彼女が立て替えてくれてるんだから、そこはちゃんと払おうよ」

お義母さんは明細に目を落としたまま、しばらく黙っていました。

すると、新聞を読んでいたお義父さんも顔を上げました。

「4000円も含めて払う約束だったんだろ。ちゃんと払いなさい」

お義母さんは小さくうなずくと、財布から千円札を4枚出し、先ほどの6万円に重ねました。

「…ごめんなさいね。金額、ちゃんと聞いておけばよかった」

帰りの車で、夫はハンドルを握りながら言いました。

「ずっと待たせてごめん」

それ以来、家族で旅行するときは、予約する前に宿代をみんなで確認するようになりました。夫も、両親への金額の連絡を先にしてくれるようになっています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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