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「まだ選んでいるのかな」なかなか進まないバイキングの列。だが、前で選んでいる人物の行動に呆れた理由

  • 2026.8.5

朝食バイキングの列で

出張先のホテルで、朝食バイキングを利用したときのことです。

時間帯が重なったのか、料理の並ぶコーナーには、それなりの人が列を作っていました。

私も皿を手に、順番を待っていました。

旅先の慌ただしい朝でしたが、温かい料理を選ぶ時間は、少しだけ楽しみでもありました。

ところが、私のすぐ前に並んでいた人が、なかなか動きませんでした。

トレーを持ったまま、料理の前でずっと立ち止まっているのです。

「まだ選んでいるのかな」と、はじめは軽く思っていました。誰にでも、迷う朝はあるものだからです。

気にする様子のない人

けれど、その人はスマートフォンに目を落としたまま、いっこうに動く気配がありません。

後ろに何人も並んでいるのに、まるで気にしていない様子でした。

ようやく動いたと思うと、今度は取った料理を一度皿に載せてから、「やっぱりこっち」とばかりに元へ戻し、別の料理を選び直しています。

さらに驚いたのは、その量でした。とても食べきれないだろうという勢いで、次から次へと皿に盛っていきます。

パンも卵料理もサラダも、まるで品評でもするように、手当たり次第に載せていくのでした。

後ろの列は、じりじりと伸びていきます。それでも、その人が振り返ることは、一度もありませんでした。

割り切れない朝食

席に戻ってからも、私はつい、その人のテーブルに目がいってしまいました。

案の定、皿の上には料理が山盛りのまま、いくつも並んでいました。

半分も手をつけないうちに、その人は箸を置いてしまったように見えたのです。

後になって、私は同行者に、思わずこぼしてしまいました。

「スマホ見ながら、マイペースで選んでたの」

同行者は「それは嫌だね」と苦笑いするだけでした。

強く責めるほどの出来事でもなく、注意する筋合いもありません。

朝食バイキングで、ここまで周りを気にせず振る舞えるものなのか。

呆れると同時に、どこか不思議な気持ちにもなりました。

誰かが大きく困っていたわけでもありません。

ただ、あの光景の落ち着かなさだけが、今も妙に心に残っています。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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