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「ほっとくわけにはいかない」酔っ払い同士のトラブル。周りが見て見ぬふりする中、下した決断とは

  • 2026.8.5
「ほっとくわけにはいかない」酔っ払い同士のトラブル。周りが見て見ぬふりする中、下した決断とは

沖縄旅行の夜に

去年の夏、僕は友人と二人で、沖縄を旅していました。

その日の夜は、那覇の国際通りをぶらぶらと歩いていたのです。

夜も遅い時間でしたが、通りにはまだ人が多く、南国らしいにぎわいが残っていました。

楽しい気分で歩いていると、少し先のほうから、ただならぬ大声が聞こえてきました。

何ごとかと目をやって、僕は思わず足を止めました。

二十代の後半くらいでしょうか、二人の男性が、道の端でつかみ合いになりかけていました。

遠巻きに見るだけの人たち

二人とも、足もとがおぼつかない様子でした。どうやら、かなり酔っているようです。

声を荒らげ、互いの胸ぐらをつかんでは、今にも殴り合いが始まりそうな険しい空気が漂っています。

けれど、まわりを見て驚きました。通りかかった人も、近くの店の人も、みんな遠巻きに眺めているだけなのです。

誰かが止めるだろう。きっと、その場の全員がそう思っていたのでしょう。

関わりたくないという気持ちも、わからなくはありません。

それでも、このまま見過ごせば、取り返しのつかないことになりそうでした。

とはいえ、酔って興奮した二人のあいだに、僕がひとりで割って入る勇気は、正直ありませんでした。

下手に手を出せば、こちらが巻き込まれてしまいます。

コンビニへ駆け込んで

迷っている暇はありませんでした。僕はとっさに、すぐ近くにあったコンビニへ駆け込んだのです。

「すみません、外でけんかになりそうなんです。警察を呼んでもらえますか」

レジにいた店員さんは、事情をのみ込むと、すぐに電話をかけてくれました。

ほどなくして、パトカーが到着します。おまわりさんが二人のあいだに入ると、あれほど荒れていた場は、うそのように静まっていきました。

あとで耳にしたところでは、飲み代の支払いをめぐる、酔った客同士の言い争いがきっかけだったそうです。

事情を聞かれた二人は、やがて別々に連れていかれ、騒ぎはすっかり収まりました。

傍観していたら、きっと悔いが残ったと思います。

自分の手で止められなくても、助けを呼ぶという形なら、僕にもできることがありました。

友人が「よく動けたな」と言ってくれて、僕はようやく胸をなでおろしたのです。

見て見ぬふりをしなくてよかったと、心から思いました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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