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満員電車で見かけたタブレットを凝視するおじさん。人気インフルエンサーの画像を異常なまでに拡大する、そのゾッとする理由とは!?

  • 2026.8.3
andGIRL

読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!仕事帰りの満員電車。ふと隣を見ると、おじさんがタブレットで若い女性の画像を極限まで拡大していました。恐怖を感じた直後、まさかの展開が待ち受けています。

仕事帰りの疲労困憊な満員電車で遭遇した出来事

毎日の仕事帰りの通勤ラッシュは、いつも本当に憂鬱でした。その日も、息が詰まるほどのぎゅうぎゅう詰めの満員電車に揺られながら、早く家に帰ってゆっくり休みたいとばかり考えていました。身動きすらまともにとれないすし詰めの車内で、私はドア付近のわずかなスペースにどうにか押し込まれ、スマートフォンを取り出すこともできず、ただひたすらに最寄り駅に到着するのをじっと耐え忍んで待っていました。

ふと横に視線をやると、すぐ隣に立っていたスーツ姿のおじさんが、大きなタブレットを開いて何やら熱心に見ていることに気がつきました。こんな身動きのとれない状況でタブレットを操作するなんて器用だなと思いながら、視界の端に入ってくる画面をなんとなく追っていました。画面には、若い女性の人気インフルエンサーのSNSアカウントが表示されており、キラキラとしたおしゃれな写真が並んでいました。

人気インフルエンサーの画像をドアップにする異常性

ただSNSを見ているだけなら普通のことですが、次第におじさんの行動に違和感を覚え始めました。おじさんは、画面に映ったインフルエンサーの可愛らしい自撮り写真を、親指と人差し指を使って限界までドアップに拡大し始めたのです。髪の毛の毛先や、着ている服のシワがはっきりと見えるほどまで画面を拡大し、食い入るようにじっと画面を見つめるその執念深い姿に、私は思わず背筋が寒くなりました。

「この人は一体、画像をここまで拡大して何を探しているのだろう・・・」と、私は恐怖を感じながらも、気になっておじさんの手元から目が離せなくなってしまいました。周囲の人たちは誰も気づいていないようでしたが、おじさんの異常なまでの集中力と、タブレットの大きな画面に映し出された極端なドアップ画像は、満員電車の密室空間の中で異様な雰囲気を放っていました。私は嫌な予感で胸がドキドキしていました。

瞳の反射や背景をチェックするネットストーカーの恐怖

おじさんの指の動きを追っていると、さらに恐ろしいことに気がつきました。おじさんはインフルエンサーの瞳に反射した景色や、後ろに写り込んでいる窓ガラスの微妙な反射部分を執拗に拡大し、チェックしていたのです。これはSNSの画像から撮影場所や交際相手を特定しようとする、いわゆるネットストーカー特有の恐ろしい行動でした。私は「特定班のおじさんだ・・・」と確信し、恐怖で鳥肌が立ちました。

そのときです。特定作業に没頭しているおじさんの上着のポケットから、突然スマートフォンの着信音が鳴り響きました。ビクッと肩を震わせたおじさんは、慌ててタブレットを閉じ、スマートフォンを取り出しました。私が偶然見てしまったその着信画面には、なんと今しがたタブレットで穴が開くほど見つめていた、あのインフルエンサーの顔写真のアイコンがはっきりと表示されていたのです。私はさらなる恐怖で息を呑みました。

「今パパ電車の中だよ」電話から聞こえた予想外の一言

ついにターゲットから直接接触があったのか、はたまた何か恐ろしい事件の始まりなのか。私の心臓は早鐘のように打っていました。しかし、電話に出たおじさんの口から飛び出したのは、「もしもし・・・今パパ電車の中だよ、投稿見たよ、可愛かった!」というデレデレの優しい声でした。おじさんの表情も、さきほどまでの険しいものから一変し、どこにでもいる穏やかな父親の顔へとすっかり変わっていたのです。

そう、このおじさんは恐ろしいネットストーカーなどではありませんでした。人気インフルエンサーの彼女は彼の実の娘であり、ただ愛する娘の可愛い写真を入念にチェックして眺めていただけの、親バカなお父さんだったのです。住んでいる場所などの個人情報を特定しようとしていたわけではないと真相を知ったとき、私は恐怖から一気に解放され、満員電車の中で思わず吹き出しそうになりました。心温まる出来事でした。


ネットストーカーかと思いきや、まさかの親バカなお父さんだったというオチにほっこりしつつも驚かされました。満員電車で愛娘の写真をドアップにして見つめるなんて、微笑ましくも少し不器用な家族愛の形ですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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