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「個性を大切にしてくれるところが勉強になる」大島優子が『パウ・パトロール ザ・ダイノ・ムービー』で家族揃って大好きな“パウパト”の世界へ

  • 2026.7.31

“パウパト”の愛称で大人気のアニメシリーズ「パウ・パトロール」の劇場版最新作、映画『パウ・パトロール ザ・ダイノ・ムービー』(公開中)。劇場版第3弾となる本作では、ケントと子犬たちのチーム“パウ・パトロール”が、恐竜たちが暮らすダイノ・アイランドを舞台に大冒険を繰り広げる物語が描かれる。

【写真を見る】家族揃って大好きなパウ・パトロールたちを、優しく見つめる大島優子

「一人ひとりのキャラクターを大切にしてくれるところがすごく勉強になる」

本作の日本語吹替版でジャングルのエキスパート、ハーパーの声を担当するのは大島優子。現在、2児の母で、家族揃って“パウパト”の大ファンだという大島は、シリーズについて「すごく勉強になる!」と力を込める。「キャラクターたちの個性を『そのままの君でいいんだよ』と言ってくれて、大切にしてくれる。一人ひとりのキャラクターを大切にしてくれるところがすごく勉強になると思っています」と「パウ・パトロール」の一番の魅力として挙げた。「母親になってからついつい、こうしなさい、ああしなさいって言いがちだけど、その子の特長を最大限に活かしてあげることはすごく大事だといつも学ばせていただいています」と子育てに役立っていると母親の顔を見せた。

もふもふ感が増したパウ・パトロールたち [c]2026 Paramount Pictures. All rights reserved.
もふもふ感が増したパウ・パトロールたち [c]2026 Paramount Pictures. All rights reserved.

“パウパト”を観るようになったのは、子どもの友達の影響だったという。「チェイスやスカイという名前をよく耳にするようになって、なんだろうなって思ったら、それが“パウパト”に出てくるキャラクターだと知って。曲もすごくキャッチーで、子どもたちもすごく気になったみたいで観るようになりました。冒頭の歌は子どもが1人で全部覚えて歌っています」。

大島が好きなキャラクターは映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』(21)に新キャラクターとして登場したリバティ。アドベンチャー・シティ出身の、好奇心旺盛な女の子で、日本語吹替版では安倍なつみが声を担当した。「今回は出ていないのですが、リバティはパウ・パトロールにちょっと憧れを持っていて、いつの間にか同じような行動をして、みんなのサポートをするようになります。君も仲間の一員だよと言われたところにすごく感動して、そこから好きになりました。子どもが好きなのはチェイスとスカイです!」。

「声を出して一喜一憂しながら楽しんでいました」

家族みんなが「パウ・パトロール」の大ファン!大島優子が語る本作の魅力とは? 撮影/杉映貴子
家族みんなが「パウ・パトロール」の大ファン!大島優子が語る本作の魅力とは? 撮影/杉映貴子

家族揃って大好きな“パウパト”。作品への参加はテンションが上がったと笑顔を見せる。「お話をいただいた時は、『いいんですか?』って思いました」と振り返り、「子どもが好きなものに自分が仕事で携われる。そんな光栄なことはないと思って。しかもリアルタイムで好きな作品なので、『ママ、“パウパト”に出るんだよ!』って伝えました。でも、声で出演するということがいまいちわからなかったようで…。伝えた時は『ふ~ん』っていう感じの反応でした(笑)」と状況を説明。試写を一緒に観に行った時に「『ママ、もうすぐ出てくるよ』って言ったら、ちゃんと背筋を伸ばして観ていて。観終わったあとに『わかった?』と聞いたら、『わかった!』って言ってくれて。すごくうれしかったです。映画を観ている時は『あ、大変!』とか『あ!あれだよ!』と声を出して一喜一憂しながら楽しんでいました」と素敵な経験ができたと喜んでいた。

「子どもにもチャレンジさせることを意識しています」

【写真を見る】家族揃って大好きなパウ・パトロールたちを、優しく見つめる大島優子 撮影/杉映貴子
【写真を見る】家族揃って大好きなパウ・パトロールたちを、優しく見つめる大島優子 撮影/杉映貴子

普段から声を使い分けて読み聞かせをしているという大島。本格的に取り組みすぎて失敗したこともあるという。「おばけが出てくる絵本を読み聞かせた時にちょっと本気になって怖い感じのおばけをやってみたんです。声だけじゃなくて身振り手振りもつけちゃって。そしたら、ガチ泣き。ごめんと思いながらもちょっとおもしろかったです。そんな感じで普段から、芝居の練習もさせてもらっています(笑)」と、読み聞かせなどを通して、芝居の練習ができているとニッコリ。読み聞かせで大切にしていることは「どうやったら伝わるかを考えつつ、自分がどういうふうに声色を使い分けられるかみたいなのを楽しみながらチャレンジしています!」と語り、日々の子育て中に、芝居の練習をたくさんしていると充実感を滲ませる。「ポカンとしていたら伝わらなかったんだなって思って、また違う伝え方をトライして。その繰り返しです。あと、私だけでなく子どもにもチャレンジさせることを意識しています。先回りして正解を出さないようにして、失敗してもいいんだよ、と言えるように心掛けています。とにかく褒めるようもしています」と大島流の子育て術を明かした。

島の恐竜たちを巻き込んだまさに“ダイノサイズ”の大ピンチに直面 [c]2026 Paramount Pictures. All rights reserved.
島の恐竜たちを巻き込んだまさに“ダイノサイズ”の大ピンチに直面 [c]2026 Paramount Pictures. All rights reserved.

声を担当したハーパーについては「ジャングルのエキスパート。敵役のような立場で出てくるので、少し太い声でやろうかなと思い、最初は少し低めの声でやってみました。でも、収録時に普段のトーンでお願いしますと言われて。それでやってみたら『いい感じ!』と言われたので、普段の感じでできて、普通に楽しかったです」と楽しみながら演じられたという。「ハーパーの登場シーンはもちろんですが、パウ・パトロールのみんなの仲間想いなところや、子どもが大好きな恐竜が出てくるシーンを吹替えの時に観ることができたのが、ファンとしてはすごく楽しくてうれしい時間でしかなかったです!」と満足の笑顔を見せていた。

「ちょっと成長を促してくれる作品を観てほしい」

かわいい恐竜の姿にラブルもニッコリ [c]2026 Paramount Pictures. All rights reserved.
かわいい恐竜の姿にラブルもニッコリ [c]2026 Paramount Pictures. All rights reserved.

子どもに観てほしい作品については、「優しくて、勇気があるような、ちょっと成長を促してくれる作品を観てほしいと思っています」と答える。「作品に頼って、『ほら、チェイスが言ってたでしょ?』みたいに生活のなかに取り入れています。そうすると自然と子どものやる気につなげられるので、作品に助けられることはすごく多いです」と、作品の影響力に感謝。「基本的には、子どもが観たいと思う作品を見せたいとは思っていますが、まだ自分からは決められないので、『映画館でやってるよ。観たい?観に行ってみる?』みたいに訊くようにしています。反応が良ければ観に行くし、『うーん…』という感じならやめておくみたいな。でも、映画館自体はすごく好きで。お家ではあんなにたくさんポップコーンを食べることはないから、ポップコーンがいっぱい食べられる場所だと思っているようです(笑)」と愛おしそうに語る。子どもの興味を優先すると語る一方で、観せたい作品を選ぶ際には注意していることもあるという。「コンテンツが多いからこそ簡単にいろいろな作品に触れられるじゃないですか。この前、しばらく夜泣きが続く時期があって。なんだろうと思ったら、作品で観た怖いシーンが記憶に残ってしまったようで。その後、そのシーンを除いて観せてみたらピタッと止まったんです。年齢制限がある作品でも子どもによっては受け止め方が違うから、気をつけなければいけないなと思いました。だからこそ、子どもにちゃんといろいろとリクエストを訊くようにすることが大事だと勉強になりました」。

大島がこの夏に冒険したいこととは? 撮影/杉映貴子
大島がこの夏に冒険したいこととは? 撮影/杉映貴子

トラブルをパウっと解決!してくれるパウ・パトロールにちなみ、子育てをする上で、また、普段の生活において大島が「パウっと解決!」できたらいいなと思うことを訊いた。「全部!(笑)」と即答した大島は「もう、いくらでもあります。子どもがとにかくなにをやるにも時間がかかるタイプのマイペースで。『早くしなさい』『急ぎなさい』という言葉を使わないようにしているのですが、本当にびっくりするほどゆっくりなんです。どうやったら解決できるのか…考えても浮かばないので解決してほしいです。でもそれも個性かなと思っています」と笑い飛ばす。また、本作でダイノ・アイランドでの冒険が描かれることにちなみ、この夏に挑戦したいことを訊いた。「子どもと一緒にやりたいことはたくさんあります。私自身のこの夏の挑戦としては1人で子ども2人を連れて実家に帰省することです。旦那さんはお仕事なので、1人でっていうのはかなりのチャレンジ。新幹線に乗って、大冒険だなって思います。子どもを連れて、心穏やかに、なにごともなくやり遂げることが目標です!」。

取材・文/タナカシノブ

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