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北村匠海主演×内山拓也監督『しびれ』息子から母への“愛の讃歌”キャスト陣の熱演を収めた90秒予告編

  • 2026.7.31

北村匠海が主演を務め内山拓也が監督した『しびれ』(9月25日公開)から90秒予告編が到着した。

【写真を見る】北村匠海が言葉を発しない主人公の青年、大地を演じる

【写真を見る】北村匠海が言葉を発しない主人公の青年、大地を演じる [c]️2025「しびれ」製作委員会
【写真を見る】北村匠海が言葉を発しない主人公の青年、大地を演じる [c]️2025「しびれ」製作委員会

日本海沿いの町に暮らす少年、大地(北村)は、幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない。いまは母の亜樹(宮沢りえ)と暮らしているが、亜樹はほとんど家に帰らず生活は苦しい。やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、どこにも居場所はなく、ひとりで過ごしては内気になっていった。そんななか、大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。これを境に、彼の運命は大きく揺らいでいく。心のよるべなき貧困、誰にも見つからぬように生きる孤独のなかのささやかな救い、憎くて愛しい母への複雑な感情。流されるままに生きているようで、歩みを止めない大地。そんな彼がかすかな光を手繰り寄せ、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間が、少年の姿を追い続け、リアリズムに根ざした視点でつづられていく。

このたび解禁されたのは、大地が母親から届いた手紙を読むシーンから始まる本予告編。そこから、ことばを発することができなくなった大地が、冬の新潟で母の亜樹と暮らした日々の断片がつづられていき、少年期を演じた榎本司、加藤庵次、幼少期を演じた穐本陽月の姿も収められている。後半は燃えさかる炎、うねる日本海、鉛色の曇天など壮大なスケールの映像も。息子に激しい感情をぶつける母親の姿は親子の激動の日々を想起させるが、小さな浴槽で二人が向き合う場面では、それぞれが噛みしめる束の間の幸せ、母親からの確かな慈愛がにじみ「母が嫌いだった。それでもいまは寂しい」というキャッチコピーが一層せつなく、際立つものに。ラストには車を運転する成長した大地の横顔が映しだされ、その目には微かな光が宿る。セリフこそないものの、変幻自在なまなざしで胸に秘めた怒りや希望を表現した北村、そして一人の女性の20年を演じ切った宮沢の凄みの一端を見ることができる予告編に仕上がっている。

そんな息子と母のドラマを盛り上げるテーマソングとして起用されたのは、ロックバンドNOT WONKのGt.、Vo.加藤修平のソロプロジェクト、SADFRANKの「Hymn To Love」。この楽曲は2020年にリリースされた、エディット・ピアフの珠玉の名曲「愛の讃歌」(英題:Hymn To Love)のカバーとなる。『しびれ』を撮るにあたり、キャストやスタッフへの世界観の共有としてピアフ版「愛の讃歌」を聴いてもらっていたという内山監督。その理由について、監督の内山は「楽曲自体は恋人に宛てたものですが、この普遍性は時代や国境を超えて、家族、親子、友人、国など様々な解釈がなされ、愛についての象徴として広く届いており、自分にとっては“母”への愛として浸透しています。『しびれ』は“愛の讃歌”であると思っています」と述懐。なお、SADFRANKの「Hymn To Love」は、監督が北村に渡していた役作りのための“プレイリスト”にも収録されていたそう。監督と北村、2人にとって創作の“源“でもあった大切な楽曲となっている。

国際的に評価されている監督の内山が故郷の新潟を舞台にして完成させた本作。北村、宮沢の熱演をスクリーンで堪能してほしい。

文/サンクレイオ翼

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