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「ババアに席を取られた」妊娠初期で体調不良の中、席に座ると女子高生からの一言に「悲しい気持ちは今でも忘れない」

  • 2026.8.5
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出典:photoAC ※画像はイメージです

今回のエピソードは、50代女性のAさん(仮名)が、妊娠初期と子育て中に経験した二つの出来事です。

妊娠初期には、見た目では分からない体調の変化を抱えながら、心ない言葉を浴びせられました。 一方、子育て中には、周囲の温かい親切に触れたことで、人の善意を受け取ることの大切さに気づいたといいます。

妊娠初期、地下鉄で浴びせられた心ない一言

Aさんが初めて妊娠したときのことです。

不正出血があり、しばらく自宅で安静に過ごしたあと、久しぶりに職場へ向かう日でした。
妊娠初期で不安を抱えながら、混雑した地下鉄の車内では立って乗車していたといいます。

次の駅で偶然席が一つ空き、Aさんは少し急ぐような形で腰を下ろしました。

すると、隣に座っていた女子高校生2人の前で立っていた別の女子高校生が、

「ババアに席を取られた」

と何度も口にしたといいます。

そのとき空いていた席はAさんが座った一席だけでした。事情を説明することもできず、Aさんはただ俯いて、その言葉を聞くしかありませんでした。

「あのときの悲しい気持ちは、今でも忘れられません」

当時はまだマタニティマークがない時代でした。

その後、妊娠初期など外見では分かりにくい人にも配慮を促すマタニティマークが作られたことを知り、「本当に良かった」と感じたそうです。

子育て中に気づいた「親切を受け取ること」の大切さ

その後、子どもが生まれ、ベビーカーで外出する機会が増えました。
階段でベビーカーを持ち上げていると、

「お手伝いしましょうか」
と声を掛けてもらうことが何度もあったといいます。

しかしAさんは、
「申し訳ない」
という気持ちが強く、そのたびに断っていました。

そんなある日、その話を妹へすると、

「せっかく勇気を出して声を掛けてくれた人の親切を断るのは、その気持ちを踏みにじることにもなるんじゃない?」
と言われ、はっとしたといいます。

それ以来、Aさんは素直に「ありがとうございます」と伝え、助けてもらうようになりました。

「助けていただいた皆様、ありがとうございます」
と、今でも感謝の気持ちを持ち続けているそうです。

見えない事情に思いを寄せ、親切を受け取ることも大切

外見からは分からない事情を抱えている人は少なくありません。

だからこそ、相手の状況を見た目だけで決めつけず、譲り合いや思いやりの気持ちを持って接することが大切なのかもしれません。

そのためにも、マタニティマークは、外見では分からない事情を周囲に知ってもらうきっかけとして、大切な役割を果たしているのでしょう。

また、困っているときに一人で抱え込まず、誰かが差し伸べてくれた親切を素直に受け取ることも、次の思いやりへとつながっていくのではないでしょうか。

人を思いやる気持ちも、その思いを受け取る気持ちも、お互いが気持ちよく過ごすためには欠かせないものなのかもしれません。 


アンケート実施日: 2026年8月1日

投稿方法: TRILL 募集フォームより

投稿者情報:50代女性・フリーター、アルバイト

※本記事は投稿者様の体験談を元に作成しています。

※自社で募集したエピソードに基づき、編集部にて事実確認および表現の精査を行った上で公開しています。


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