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「気になっちゃって」で流したと思っていた俺、数日後に彼女から別れのメッセージが届いた

  • 2026.7.31
ハウコレ

動画を観ている間、彼女はいつも通りに笑ってくれていました。だから、数日後に「無理そう」の短いメッセージが届くまで、俺は何1つ気づいていませんでした。

テーブルの向こうから、お手洗いのドアが開く音が聞こえたときには、俺はもうタブを閉じるタイミングを逃していました。

動画を観るために借りたパソコンで、検索履歴のタブが目に入った

付き合って3か月、この日初めて彼女の部屋に上がりました。話題になっていた動画を一緒に観たくて、「あの動画一緒に観たいから、パソコン貸して」とノートパソコンを借りました。ブラウザを起動したら、検索履歴が妙に気になってしまいました。動画サイトを開けばいいだけなのにそれを開いたのは、女の子が普段どんなことを調べているのか、単純に興味があったからです。

「何してるの?」と後ろから声をかけられたとき、俺は笑ってごまかした

コスメの名前、レシピ、行きたいカフェ、ドラマの感想。彼女の検索履歴は、俺が想像していたのと違って、女子会の会話をそのままメモしたような並びでした。おもしろいな、と思って見ていたところで、「何してるの?」と声をかけられました。慌ててタブを閉じようとしましたが、間に合いませんでした。「ごめん、女の子が普段なに調べてるか気になっちゃって」と、笑いながら答えました。

彼女は「そうなんだ」と流してくれて、そのまま2人で動画を観た

彼女は「そうなんだ」と短く返して、それ以上は追及してきませんでした。そのまま2人で動画を観て、笑う場面では一緒に笑ってくれていたので、俺はほっとしていました。帰り道、電車の窓に映る自分の顔を眺めながら、バレたときは気まずかったな、くらいの感想でした。俺の中では、彼女がSNSで公開している投稿を眺めているのに近い、軽い感覚だったつもりでした。

そして...

数日後、彼女から「ごめん、無理そう」とだけメッセージが届きました。あの日、彼女が「そうなんだ」と流してくれたときには、もう答えが出ていたのだと、今なら分かります。俺の指が止まったのは興味だっただけかもしれませんが、彼女にとっては、鍵のかかった引き出しを勝手に開けられたのと同じだったのだと思います。

(20代男性・IT関連職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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