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お盆の帰省から戻った翌朝、ベランダへ向かった妻が絶句…40代家族のマイホームにできていた“異変”

  • 2026.8.19
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。現役の不動産会社社長として、日々さまざまな土地や建物のご相談に向き合っている岩井です。

夏の住まいで気を付けたいことの一つが、ハチの巣です。気温が高くなる時期はハチの活動が活発になり、軒下やベランダなど、普段あまり見ない場所に巣が作られていても気付かないことがあります。

今日は、お盆の帰省から戻った翌朝、いつものようにベランダへ出ようとして思わぬ場所にハチの巣があることに気付いた40代男性のエピソードをご紹介します。

お盆休みを利用して家族で帰省

不動産に関する相談会で聞いた、40代のAさんのお話です。Aさんは、妻と子どもと戸建て住宅で暮らしています。毎年、お盆休みには家族そろって実家へ帰省するのが恒例で、この年も数日間の予定で自宅を留守にしました。

数日後、家族が帰宅したのは夕方のこと。車からスーツケースやお土産を何度も運び込み、持ち帰った食べ物を冷蔵庫へしまいます。部屋には着替えやタオルなどが入ったバッグが広がり、数日分の洗濯物もたまっていました。

長時間の移動で疲れていたこともあり、Aさん夫婦は荷物を片付けるだけで精いっぱい。ようやく一段落したころには外も暗くなっていたため、その日は早めに休むことにしました。

翌日の天気予報は晴れ。Aさん夫婦は、朝になったら帰省中にたまった洗濯物をまとめて洗い、いつものようにベランダへ干すつもりでいました。

窓の向こうを何匹ものハチが飛んでいた

翌朝、Aさんの妻は帰省中にたまった衣類を洗濯し、ベランダへ干そうとしていました。

洗濯物を抱えて窓へ向かったところ、ガラスの向こうに何匹ものハチが飛んでいることに気付きます。最初は「たまたま飛んできただけだろう」と思ったそうですが、しばらく室内から様子を見ていると、ハチはどこかへ飛び去っては、また同じ場所へ戻ってくることを繰り返していました。

妻に呼ばれたAさんも窓越しに確認すると、ハチが軒下付近を何度も行き来しています。不審に思い、ベランダには出ずに安全な場所から確認したところ、軒下にハチの巣らしきものがあることに気付きました。

帰省前にはまったく気付いていなかったため、Aさん一家は驚愕。軒下は普段じっくり見上げることがなく、帰省前から巣作りが進んでいたものの気付いていなかったようです。

Aさん一家は帰省から戻った翌朝、ハチが何度も飛び交う様子を目にしたことで、初めて巣の存在に気付いたのでした。

大量の洗濯物を抱えたままベランダが使えない

困ったのは、帰省から戻ったばかりで数日分の着替えやタオルなど大量の洗濯物がたまっていたことです。

すでに洗濯を終えていたものの、何匹ものハチが飛び交うベランダへ出るわけにはいきません。せっかく朝からよく晴れていたにもかかわらず、洗濯物を外へ干すことができず、急きょ室内に干すことになりました。

さらにAさん一家は、ハチを刺激しないようベランダ周辺には近づかず、近くの窓の開閉も控えることに。

ハチの種類も分からなかったため、Aさんは無理に巣へ近づくことはせず、専門業者へ相談しました。しかし、同様の依頼が多い時期で、すぐには対応してもらえず駆除が終わるまではベランダを使えませんでした。そのため、晴れた日が続いているにもかかわらず、しばらく室内干しを続けることになったそうです。

帰省中の洗濯物が一気にたまっていた時期だけに、普段当たり前のように使っていたベランダへ出られない不便さを、Aさん夫婦は強く感じたといいます。

普段見ない軒下で巣作りが進んでいた可能性も

住宅の周辺で見かけるハチには、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなどさまざまな種類がいます。

種類によって巣の形や作られやすい場所は異なり、軒下(屋根が外壁より外側へ張り出している部分の下)やベランダ、室外機の周辺、戸袋(雨戸を収納するためのスペース)など、普段じっくり確認しない場所に巣が作られることもあります。

また、ハチの活動は種類や天候、時間帯などによって異なります。日中は巣の周辺を活発に飛び回っていても、夕方以降は日中ほどハチの往来が目立たない場合もあります。そのため、Aさん一家が帰宅した夕方には異変に気付かず、翌朝になって何匹ものハチが飛んでいる様子を見て、初めて巣の存在に気付いたとしても不思議ではありません。

ハチの巣を見つけたら、まず自治体の案内を確認

自宅の軒下やベランダなどでハチや巣を見つけた場合は、種類が分からないまま近づいたり、むやみに刺激したりしないことが大切です。

ハチの巣への対応は自治体によって異なります。たとえば、一定の条件を満たすスズメバチの巣を公費で駆除している自治体がある一方、個人宅にできた巣は駆除せず、所有者自身で専門業者へ依頼するよう案内している自治体もあります。

そのため、巣を見つけたら、持ち家の場合はまずはお住まいの自治体のホームページなどで対応方法を確認しましょう。自治体による駆除や費用の助成などがない場合は、必要に応じて専門業者へ相談します。なお、賃貸の戸建てやアパートの場合は、まずは管理会社や大家さんへ相談を。

また、お盆の帰省や夏休みの旅行で数日間家を空けた後は、室内だけでなく、軒下やベランダ、室外機の周辺など、家の外側にも変わったところがないか安全な範囲から確認しておきたいところです。

特に、複数のハチが同じ場所を何度も行き来している場合は、近くに巣がある可能性も考えられます。無理に近づいて確認するのではなく、まずは距離を取ることが大切です。

夏はハチの活動が活発になる時期です。帰省や旅行から戻った際は、普段あまり目を向けない家の外側にも異変がないか意識してみてください。



筆者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

不動産売買の専門家として仲介・査定・買取に携わりながら、不動産Webライターとして1,000記事以上を執筆。「売る力×伝える力」を軸に、情報発信と販売の両面から不動産の価値を高めている。派手さよりも誠実さを大切にし、地域に寄り添う姿勢で「早く・高く・安心」の取引を支える不動産の専門家。


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