1. トップ
  2. 恋愛
  3. 年収900万・大手企業勤務の38歳男性→10人の女性とお見合いするも“全員からお断り”…デート中に取っていた“致命的な言動”

年収900万・大手企業勤務の38歳男性→10人の女性とお見合いするも“全員からお断り”…デート中に取っていた“致命的な言動”

  • 2026.8.4
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは!婚活アドバイザーの望月椏栖華です。

今回紹介するのは、38歳で結婚相談所へ入会した男性Aさんの事例です。「半年以内に結婚相手が見つかるはず」と自信を持ってスタートした婚活でしたが、待っていたのは3か月で10回連続のお見合いお断りという厳しい現実でした。

条件は申し分ないはずの彼が、なぜ女性たちから選ばれなかったのでしょうか?その理由は、本人も気づかないうちに行っていた「お見合い中の会話」にありました。

今回は、ハイスペック男性が陥りがちな「婚活の罠」と、会話のアプローチを変えてお相手の女性と出会ってから見事5か月(総活動期間8か月)で成婚へと至った逆転エピソードをご紹介します。

年収900万円・大手勤務 条件は申し分ない38歳男性

Aさんは大手企業に勤務し、年収は約900万円。身長は175センチほどで、体型も標準的でした。服装や髪形にも清潔感があり、担当者から見ても、プロフィール上は比較的お見合いが成立しやすい男性。

本人も、自分の条件にはある程度の自信を持っていました。入会時には「半年以内には結婚を前提に付き合える女性が見つかると思います」と話しており、婚活が長期化する可能性はほとんど考えていなかったようです。

希望する女性の年齢は30歳から36歳まで。共働きを希望しており、結婚後も正社員として働く意思がある女性を求めていました。また、家事を一通りこなし、金銭感覚が堅実であることも条件に挙げていました。

条件だけを見ると、極端に高望みしている印象はありません。実際、活動開始から最初の1か月で5件のお見合いが成立しました。しかし、男性が想像していたほど婚活は順調に進みませんでした。

3か月で12人とお見合いするも女性から10回連続で断られる

男性は活動開始から3か月間で、合計12人の女性とお見合いをしました。

最初の2人とは仮交際へ進みましたが、どちらも初回デートを終えた時点で交際終了となっています。その後に会った10人の女性からは、全員からお見合い後に「交際希望なし」という返事が届きました。10回連続で断られた男性は、徐々に女性側への不満を口にするようになりました。

「自分より条件の良い男性を探しているのではないか」

「年収900万円でも足りないのでしょうか」

「真剣に結婚を考えている女性が少ない気がします」

面談では、このような言葉が増えていきました。しかし、プロフィールの閲覧数やお見合いの成立数を見る限り、男性の年収や年齢が直接の原因とは考えにくい状況でした。問題があるとすれば、お見合いが成立した後です。

そこで私は、男性にお見合い中の会話内容を詳しく聞きました。すると、男性は1時間ほどのお見合いのなかで、次のことを確認していたことがわかりました。

  • 女性の詳しい仕事内容や残業時間
  • 現在の貯金額や毎月の貯金ペース
  • 自炊の頻度や料理の得意・不得意
  • 結婚後の働き方や子どもを希望する時期

女性たちが感じていたのは「審査されているような圧迫感」

お見合い後に女性側から届いた感想を確認すると、共通する内容がいくつもありました。特に多かったのが、「面接を受けているようだった」「条件を確認されている感じがした」という意見です。男性は、お見合いの場で次のような質問をしていました。

  • 「結婚後も正社員を続ける予定ですか」
  • 「料理は週に何回くらいしますか」
  • 「貯金は毎月どのくらいしていますか」
  • 「子どもが生まれても仕事は続けたいですか」

どれも結婚生活を考えるうえでは重要な話題です。しかし、初対面の相手へ短時間で続けて質問すると、会話ではなく確認作業になってしまいますよね。

さらに男性は、女性の回答に対して「それなら問題ないですね」「もう少し料理をしたほうがいいと思います」などと返していました。本人に悪気は一切なく、相手を否定する意図はありません。むしろ、効率よく結婚相手を探すために必要な質問をしているつもりでした。

ところが女性側には、自分が結婚相手として合格か不合格かを判定されているように映っていたのです。条件の良さが魅力として伝わる前に、会話中の圧迫感が強く残っていました。

質問を半分以下に減らした13回目のお見合い

そこで私は男性に、次のお見合いでは結婚条件に関する質問を半分以下に減らすよう提案しました。

例えば、年収や貯金額など、相談所のプロフィールで確認できる項目は聞かず、初対面では相手の人柄を知ることに集中してもらいました。

また、質問をした後は、すぐに次の質問へ移らないよう伝えました。女性が旅行の話をした場合は、「それは楽しそうですね」「自分は計画を立てるのが苦手なので尊敬します」と、自分の感想も返してもらいました。

そして、男性には、自分の失敗談を1つ話すことも勧めました。本人は当初、「失敗した話をすると頼りなく見られませんか」と心配していました。しかし、完璧な経歴や仕事の成果ばかりを話すより、少し苦手なことを見せたほうが相手は安心しやすくなります。

13回目のお見合いでは、男性は料理中にカレーを焦がした話や、休日に動画を見続けて夕方になったなど、よくある世間話をするようになりました。

女性も笑いながら自分の失敗談を話し、予定していた60分を過ぎても会話が続きました。

条件の良さより「安心して話せる人」が選ばれる

13回目のお見合いを終えた翌日、女性側から仮交際希望の返事が届きました。男性にとっては、10回連続で断られた後、約2か月ぶりに得られた交際成立。

その後、2人は週に1回ほどのペースでデートを重ねました。

男性は以前のように質問項目を準備するのではなく、女性が話した内容を覚えておき、次のデートで自然に話題にするよう心掛けました。交際2か月目には結婚後の働き方や家事分担について話し合い、交際4か月目に真剣交際へ進みました。

そして、お見合いから約5か月(活動開始から計8か月)で見事成婚退会を果たしました。

婚活では、年収や勤務先、年齢などの条件が、お見合いの成立数に影響することはあります。しかし、実際に交際相手として選ばれるためには、条件だけでは足りません。

初対面の相手が見ているのは、「この人の条件は良いか」だけではなく、「一緒にいると安心できるか」「自分の話を否定せずに聞いてくれるか」という部分です。

結婚への真剣さが強い人ほど、相手を早く見極めようとして質問が多くなることがあります。しかし、相手を知ることと、相手を審査することは同じではありません。男性に必要だったのは、条件を増やすことではなく、女性が安心して話せる余白をつくることだったのです。

相手を「審査」していませんか?選ばれるための3つの会話術

婚活において、年収や勤務先といった「条件」は出会いのきっかけ(お見合いの成立)にはなりますが、最終的に選ばれる決め手にはなりません。女性が求めているのは「条件の完璧さ」ではなく、「一緒にいて安心できるかどうか」です。

今回の事例から学べる大切なポイントを整理しました。

  • 「審査」ではなく「対話」を意識する:プロフィールでわかる条件を矢継ぎ早に質問すると、お見合いが「面接」になってしまいます。まず初対面では相手の人柄を知り、会話を楽しむことを最優先にしましょう。
  • 自分の「隙(スキ)」を見せて安心感を与える:完璧な経歴ばかりを語るより、ちょっとした失敗談などを話す方が親近感が湧き、相手も心を開きやすくなります。
  • 「安心できる余白」をつくる:結婚への真剣さゆえに相手を見極めようと焦る気持ちは分かりますが、大切なのは相手がリラックスして話せる雰囲気づくりです。

「条件は悪くないはずなのに、なぜか交際に発展しない……」とお悩みの方は、お相手を審査しようとしていないか、会話に「安心できる余白」があるかを一度見直してみてはいかがでしょうか。


執筆者:望月椏栖華

婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントとして、婚活中の男女の相談や、お見合い・交際に関するアドバイスを行っている。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ