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結婚目前で、女性「入籍の1〜2か月前には一緒に住み始めたい」と伝えると…→対して、37歳男性が放った“耳を疑う一言”とは?

  • 2026.9.19
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、結婚の意思が固まったあとに「いつから一緒に暮らし始めるのか」という問題が出てくることがあります。
婚約した時点から新生活を始めたい人もいれば、入籍日までは今までの生活を続け、そこを明確な区切りにしたい人もいます。

今回は、結婚の意思まで確認していた37歳男性と35歳女性が、「入籍するまでは一人暮らしを続けたい」という彼の思いもよらない一言をきっかけに、あわや婚約破棄の危機にまで陥りかけたケースを紹介します。

婚約後はそのまま新居探しへ進むと思っていた

35歳のAさんは、37歳の男性と真剣交際を続け、結婚についてかなり具体的な話まで進めていました。

両家への挨拶も視野に入り、入籍時期についても「半年以内くらいがいいですね」と二人で話していました。
Aさんが次に考え始めたのは、新居です。

ある日のデートでは、駅近くのカフェで不動産サイトを見ながら、「このあたりなら二人とも通勤しやすそう」「入籍前には引っ越せると楽ですよね」と話していました。

Aさんの中では、婚約後に新居を決め、少しずつ家具や生活用品をそろえながら二人暮らしへ移行していく流れが自然でした。

新生活を始めてから入籍日を迎えることで、慌ただしさも減らせると考えていたのです。
男性も物件については一緒に見ていました。

そのためAさんは、いつ頃引っ越すかについても大きな認識差はないと思っていましたが、具体的な契約時期の話になったところで、初めて致命的な価値観の違いが表面化しました。

「入籍するまでは今の部屋にいたい」で女性が戸惑った

Aさんが「遅くても入籍の1〜2か月前には一緒に住み始めたいですね」と話すと、男性は少し考えてから答えました。

「僕は、入籍するまでは今の部屋で一人暮らしを続けたいかな」

Aさんは耳を疑い、「新居が決まっていても?」と聞き返しました。

男性は、「うん。結婚する日までは今までの生活をきちんと終えて、入籍した日から新しい生活に切り替えたい」と説明。

現在の賃貸契約や通勤の事情もありましたが、それだけではありません。男性にとって入籍日は、書類上の手続きではなく、「夫婦として生活を始める日」という意味を持っていました。

一方、Aさんにはまったく別の意味、むしろ“拒絶”のように聞こえました。

すでに結婚すると決めているのに、数か月間はあえて別々に暮らし続けたい。その言葉から、「まだ独身生活を手放したくないのでは」「本当は私との生活が嫌なのでは」と感じたのです。

Aさんが不安と不満を隠しきれずに「結婚することは決まってるのに、そこまで一人でいたいの?」と詰め寄るように聞くと、男性も初めて、Aさんが深刻な不安を感じていることに気づきました。

男性が守りたかったのは“独身の自由”ではなく、生活の区切りだった

Aさんが気になっていたのは、数か月別居すること自体だけではありませんでした。

男性が結婚後の生活へ進むことを、どこかためらっているように見えたことだったのです。

しかし男性側には、そのような意図はありませんでした。
むしろ結婚については前向きで、新居探しや両家への挨拶についても積極的に動いていました。

また、現在の部屋から職場までは通勤しやすく、新居候補から通うよりも短時間で済むため、入籍までは今の環境を使いたいという現実的な理由もあったのです。

一方のAさんにとっては、婚約した時点ですでに「二人の生活が始まる準備期間」に入っていました。

Aさんは婚約をスタート地点と考え、男性は入籍をスタート地点と考えていたのです。

二人とも結婚への意思は同じで、違っていたのは、「夫婦生活はいつから始まるのか」という感覚でした。

新居は先に決めても、引っ越し日は別々に設定した

このままでは関係がこじれかねないすれ違いでしたが、二人は、どちらかの希望だけに合わせることはしませんでした。

まず新居については、入籍より前に契約することにしました。家具や家電も二人で選び、休日を使って少しずつ準備を進めます。

ただし、男性は入籍日の直前まで現在の部屋に住み続けることにしました。Aさんもすぐに新居へ完全に移るのではなく、自分の賃貸契約や荷物の整理を見ながら引っ越し時期を決めることにしています。

ただし、この「先に新居を契約し、別々に住む期間を設ける」という選択には注意点もあります。

新居と現在の部屋の「二重家賃(空家賃)」が発生するため、数か月で数十万円規模の余計な出費になるリスクがあるのです。また、万が一婚約が破談になった場合、賃貸の違約金や購入した家具の扱いで深刻な金銭トラブルに発展する可能性もあります。

この点についてAさんカップルは、「二重家賃の負担割合」や「万が一の際の解約ルール」についても事前にしっかりと話し合い、お互いが納得した上で契約を進めました。

防犯上の観点からも、空室期間中は週末ごとに新居へ足を運び、空気の入れ替えを行うなどのルールを決めたそうです。

婚約から入籍までの数か月も、具体的に話しておく

婚活では、結婚する意思や入籍時期までは話していても、その間をどのように過ごすかまでは決めていないことがあります。

しかし実際には、婚約から入籍までにも、新居探しや引っ越し、現在の住居の解約、家具の準備など多くのことがあります。

「婚約したらすぐ一緒に暮らすもの」「入籍するまでは別々に暮らすもの」と、自分の感覚だけで決めていると、相手との違いが見えにくくなりやすいです。

今回の二人も、結婚への気持ちが違ったわけではありませんでした。婚約を生活のスタートと考えるか、入籍をスタートと考えるかが違っただけです。

もし引っ越し時期で意見が分かれたら、「なぜその日から暮らしたいのか」を確認してみてください。賃貸契約や仕事の事情なのか、結婚への気持ちの整理なのかによって、対応も変わります。

結婚までの数か月は、ただ待つ期間ではありません。二人がそれぞれの生活をどう終え、新しい暮らしへどう移っていくのかまで共有しておくことで、入籍後のスタートも切りやすくなります。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部設定を改変・再構成しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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