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結婚前のデートで、女性「会社では今の名字のままにしたい」→対して、39歳男性が取った“意外な反応”に空気が凍ったワケ

  • 2026.9.18
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚が具体的になると、住まいや入籍時期だけでなく、名前の使い方についても話す場面が出てきます。結婚後は名字が変わることを自然に受け止める人もいれば、仕事ではこれまで使ってきた名字をそのまま使いたいと考える人もいます。

今回は、結婚後も会社では旧姓を使いたい37歳女性と、それを聞いて初めて自分の中の「夫婦らしさ」に気づいた39歳男性のケースを紹介します。

入籍後の手続きを話していたとき、女性から旧姓の話が出た

39歳のAさんは、37歳の女性との結婚を前向きに考えていました。
真剣交際後も関係は順調で、入籍時期や新居についても話が進んでいました。

ある日のデートでは、駅近くのカフェで、結婚後に必要になりそうな手続きについて話していました。

住所変更や保険、勤務先への届け出などを確認する中で、女性から「私は会社では今の名字のままにしたいんです」と言われます。
Aさんは少し驚きました。

女性は現在の名字で10年以上仕事をしており、社内だけでなく取引先にも名前が浸透していました。

そのため、結婚を機に仕事上の名字まで変えると、「誰なのか分かってもらえない」「メールや名刺を全部変える必要がある」といった負担があると説明しました。

女性にとっては、あくまで仕事上の都合でした。ところがAさんは、その一言を聞くまで「結婚後も職場では旧姓を使う」という選択肢をほとんど考えたことがありませんでした。

「結婚したのに職場ではずっと旧姓なの?」で空気が少し変わった

Aさんは女性に、「結婚したのに、職場ではずっと旧姓なの?」と聞きました。責めるような言い方ではありませんでしたが、女性には少し引っかかりました。

「仕事では今の名前のほうが都合がいいし、結婚を隠したいわけじゃないよ」と説明しました。

Aさんも「いや、別に隠してるとは思ってない」と答えました。それでも、どこか納得しきれない様子だったそうです。Aさんは、女性に名字を変えてほしいと強く求めていたわけではありません。

そこへ「職場ではこれまで通りの名字を使う」と言われたことで、自分の中にあったイメージと現実が初めてずれたのです。女性からすると、仕事上の名前を変えないことと、夫婦としての関係はまったく別の話でした。

一方、Aさんにとっては、名字がそろうことも結婚した実感の一つだったのだと、その場で初めて気づきました。

男性が引っかかっていたのは、名字そのものではなかった

後日、Aさんは自分がなぜ気になったのかを考えたそうです。

女性に旧姓を使ってほしくないわけではありません。職場で長年使ってきた名前を変える負担があることも理解できました。
それでも気になったのは、「結婚したあとも外では別の名字で呼ばれ続ける」というイメージでした。

Aさんは、同じ名字になることを「周囲からも夫婦として認識されること」と結びつけていたのです。一方、女性は結婚しても、自分がこれまで積み重ねてきた仕事上の実績や人間関係まで変えたいとは思っていませんでした。

「名字を変えることが嫌なんじゃなくて、仕事では今の名前で積み上げてきたものがあるんです」と伝えました。

ここで二人は、「結婚したら何が変わると思っているのか」を話すようになりました。

住む場所、生活時間、家計、家族との付き合い。

名字だけではなく、結婚によって変わるものと、変えなくてもよいものをそれぞれどう考えているかを確認していきました。Aさんにとっても、名字が違って見える場面があるからといって、夫婦としての関係まで薄くなるわけではないと整理できたそうです。

仕事では旧姓、私生活では新しい名字という使い分けを受け入れた

二人は最終的に、女性が仕事では旧姓を使い続けることにしました。女性は、職場ではこれまで通りの名前を使い、必要な手続きだけ変更する形を考えています。

私生活では、新しい名字を使うことに抵抗はありませんでした。
Aさんも、「どこでも同じ名字でなければ夫婦らしくない」と考えることはなくなりました。

むしろ、女性が仕事で積み上げてきたものをそのまま続けられるほうが大切だと感じるようになったそうです。
女性側も、Aさんが最初に戸惑ったことを「古い考え」と決めつけることはしませんでした。

Aさん自身も、結婚すれば自然に名字がそろい、それを周囲も同じように認識するものだと思っていただけでした。
その前提を言葉にしたことで、二人は初めて違いを確認できました。

結婚後の名前の使い方は、制度だけで決まるものではありません。仕事や人間関係の中で、これまで使ってきた名前にどんな意味があるのかも含めて考える必要があります。

結婚で「変えるもの」と「残すもの」は二人とも同じとは限らない

結婚すると、多くのことが変わります。
住まいや生活時間、家族との関係、各種手続きなど、独身時代とは違う選択が必要になることもあります。

ただし、結婚したからといって、これまでの生活や仕事上のものをすべて変える必要があるとは限りません。

今回の女性にとって、旧姓は単なる呼び名ではなく、10年以上仕事で使ってきた名前でした。
一方、Aさんにとっては、同じ名字になることが夫婦になった実感の一部でした。

どちらの感じ方も、話してみなければ分からなかったことです。

婚活中に名字の話が出たときは、「どちらの名字にするか」だけで終わらせず、仕事ではどうするのか、周囲にはどの名前で呼ばれたいのかまで確認してみてもよいでしょう。

結婚によって何を変えたいのか。
逆に、これまで通り残したいものは何なのか。

そうした部分まで共有しておくことで、入籍後の生活もイメージしやすくなります。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部設定を改変・再構成しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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