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真剣交際後のデートで、40歳男性「できれば新居でも…」→続けて放った“予想外の一言”に「冗談でしょ?」女性が戸惑ったワケ

  • 2026.9.18
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、相手の趣味について知っていても、結婚後の生活にどの程度影響するのかまでは想像できていないことがあります。特に、本やフィギュア、模型など長年集めてきた物は、本人にとって大切な趣味である一方、新居では収納や部屋の使い方にも関わってきます。

今回は、趣味を理解してくれていると思っていた40歳男性と、結婚後の住まいを考え始めた37歳女性が、「新居でも一部屋はコレクション用にしたい」という一言をきっかけに立ち止まったケースを紹介します。

趣味には理解があり、交際は順調に進んでいた

40歳のAさんには、学生時代から続けている趣味がありました。
映画やアニメ作品のフィギュア、模型などを集めており、自宅には専用の棚がいくつも並んでいました。

37歳の女性にも交際の早い段階で趣味について話していました。

女性自身も「好きなものがあるのはいいと思う」と受け止めており、Aさんが休日に模型を作ったり、限定商品を探したりすることについて否定的な反応を見せたことはありませんでした。

Aさんも、「趣味を理解してくれる人でよかった」と安心していたそうです。

交際が進むにつれて結婚後の住まいについても話すようになり、二人は通勤しやすいエリアで2LDK程度の物件を探すことを考え始めました。
リビングと寝室、もう一部屋は在宅勤務や収納にも使えそうだと話していたため、女性も具体的な新生活をイメージするようになっていました。

その時点までは、趣味が二人の間で問題になるとは、どちらも考えていませんでした。

「新居でも一部屋はコレクション用にしたい」で話が変わった

真剣交際後のデートで、不動産サイトを見ながら間取りについて話していたときです。Aさんが何気なく、「できれば新居でも一部屋はコレクション用にしたいな」と話しました。

女性は最初、冗談だと思ったそうです。

「冗談でしょ?一部屋全部使うの?」

そう聞くと、Aさんは「今の家でもそれくらい使ってるし、全部持っていくつもりだよ」と答えました。

さらに女性が、「少し減らすとかは考えてないの?」と確認すると、Aさんは「何年もかけて集めたものだから、処分するつもりはないかな」と返しました。

Aさんにとっては、今持っている物をそのまま新居へ移すという感覚でした。
しかし女性には、話がまったく違って見えました。

2LDKのうち一室がAさん専用になるのであれば、収納や仕事部屋として使える場所が一つ減ります。

今後、生活が変わったときにも、その部屋だけは最初から用途が固定されることになります。
女性が気になったのは「フィギュアが嫌」ということではありませんでした。

二人の家として考えていた空間の一部が、話し合う前からAさん個人のものとして決まっていたことでした。

女性の「趣味は否定しない」が、男性には「全部受け入れてくれる」になっていた

Aさんは、女性の反応を見て少し戸惑ったそうです。
これまで女性から趣味を否定されたことがなかったため、「コレクションもそのまま受け入れてくれている」と考えていました。

一方、女性の認識は違いました。

「趣味を続けることには何も思わないけれど、そのために新居の一部屋を全部使う話までは聞いていなかった」と伝えました。

Aさんからすると、趣味を認めてもらうことと、そのための保管場所を確保することはセットでした。
女性にとっては、趣味を持つことと、夫婦の共有スペースをどこまで使うかは別の問題です。

ここで初めて、二人が同じ「趣味への理解」という言葉を違う意味で使っていたことが分かりました。

女性も、「全部捨ててほしい」と要求したわけではありません。
むしろ、Aさんが大切にしてきた物を無理に処分させることには抵抗がありました。

その代わり、「二人で住む家なのだから、置ける量も二人で決めたい」と話しました。

Aさんもそこで、今まで自分一人で使っていた部屋と、結婚後の住居では考え方を変える必要があると気づいたそうです。

実際の量を見せたことで、二人の話し合いが具体的になった

次に二人が行ったのは、「一部屋必要かどうか」を言葉だけで議論することではありませんでした。

Aさんの自宅で、実際にどのくらいの量があるのかを女性に見てもらいました。
棚に収まっている物だけでなく、箱に入れたまま保管している模型や、クローゼットの中にしまってある物もあり、女性は想像していた以上の量に驚いたそうです。

一方、すべてを並べて確認したAさんも、「自分でも何年も開けていない箱がある」と気づきました。

そこで、絶対に手元に置きたい物、飾りたい物、箱に入れたまま保管している物に分けて整理することにしました。

新居では専用の一室を作るのではなく、リビングの一角に専用棚を設け、そこに収まる物を中心に持っていく案も出ました。

どうしても手放せない物については、収納スペースの多い物件を選ぶことも含めて考えることにしています。

二人は、Aさんが趣味をやめるという結論にはしていません。
同時に、女性がすべて受け入れるという形にもしていません。

「何を残したいのか」「家のどこまで使うのか」を具体的にしたことで、ようやく二人の生活として考えられるようになりました。

結婚前は「趣味があるか」だけでなく「どのくらい場所を使うか」も確認する

婚活中に「趣味は何ですか」と聞くことはあっても、その趣味にどれほどの物が伴うのかまでは確認しないことがあります。

しかし結婚後に一緒に暮らす場合、趣味によっては時間や費用だけでなく、生活スペースにも影響します。
フィギュアや本、楽器、アウトドア用品など、長く続けている趣味ほど持ち物が増えていることもあります。

相手の趣味を尊重することと、そのために家のどこまで使うかを話し合うことは両立できます。

「趣味だから口を出さない」「結婚するなら減らして当然」と最初から決めるのではなく、まず実際の量を共有することが大切です。

また、趣味を持つ側も「これまで置けていたから、新居でも同じように置ける」とは限りません。
二人で暮らす家は、それまでの一人暮らしの部屋とは使い方が変わります。

どちらかの大切な物を一方的に減らすのではなく、二人の生活に必要な場所も含めて、どこまでなら無理なく残せるのかを具体的に考えてみるとよいでしょう。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部設定を改変・再構成しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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