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36歳女性「これ以上話しても無駄です」デート中に激怒して帰宅…→原因となった、40歳男性が放った“身勝手すぎる提案”とは?

  • 2026.9.14
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、結婚後の住まいや仕事について話していても、年末年始やお盆といった家族行事までは詳しく確認していないことがあります。

しかし、毎年繰り返す行事ほど、それぞれが育ってきた家庭の「当たり前」が出やすいものです。

今回は、年末年始は毎年自分の実家で過ごすつもりだった40歳男性と、「自分の実家へ帰る選択肢はないの?」と引っかかった36歳女性のケースを紹介します。

「毎年そちらに行くことが前提なの?」で会話が止まった

36歳女性のAさんが違和感を持ったのは、休日のカフェで結婚後のスケジュールについて話していたときでした。

交際していた40歳の男性から、「結婚しても年末年始は一緒にうちへ帰ればいいと思ってる」と言われたのです。
Aさんは最初、今年の予定について話しているのだと思いました。

しかし詳しく聞くと、男性は結婚後も毎年12月30日頃から1月3日頃まで、自分の実家で過ごすつもりでいました。

そこでAさんは、「毎年そちらに行くことが前提なの?」と確認しました。

男性は少し不思議そうに、「そうですね。妻が夫側の実家へ行くことが普通だと思ってました」と答えたそうです。

Aさんが引っかかったのは、男性の実家へ行くこと自体ではありません。

Aさんにも両親や兄弟がいます。これまで正月には実家へ戻り、家族で食事をすることもありました。それなのに男性の話の中には、Aさん側の家族と過ごす可能性が最初から入っていなかったのです。

男性にとっては、40年間ほとんど変わらなかった恒例行事だった

男性は、独身時代から毎年同じように年末年始を過ごしていました。

12月30日頃に実家へ帰り、大みそかは家族で食事をする。
元日は親族が集まり、1月2日や3日頃まで実家でゆっくりしてから自宅へ戻る。

本人にとっては特別なイベントというより、毎年繰り返してきた生活の一部でした。

そのため結婚について考えたときも、「これまで自分一人で帰っていたところに、今後は妻も一緒に来る」というイメージを自然に持っていたそうです。

Aさんから「私の実家へ帰る年はどうするの?」と聞かれて、初めて自分がその可能性を考えていなかったことに気づきました。男性は「行きたくないわけじゃない」と答えましたが、そのあとに「でも正月は毎年うちに親戚も集まるから」と続けました。

Aさんには、その言葉も気になりました。男性側にはすでに毎年の予定が決まっていて、自分はそこへ参加する側になる。そんな結婚生活が頭に浮かんだからです。

「どちらへ帰るか」ではなく、二人で3パターンを書き出してみた

「妻が夫側に合わせるのが当たり前では?」と主張し続ける男性の態度に、Aさんの我慢は限界に達しました。

「私の家族の気持ちは無視ですか?自分の都合しか考えていない人と、これ以上話しても無駄です」

Aさんはそう言い残すと、カフェ代の支払いを済ませてそのまま怒って帰宅してしまいました。楽しかったはずのデートは一瞬で最悪の空気になり、強制終了したのです。

突然一人残された男性は、呆然としました。しかし帰宅後、なぜ彼女があそこまで激怒したのかを必死に考え、ようやく「自分は彼女の実家や家族の存在をハナから除外していた」という無自覚な身勝手さにハッと気づいたのです。

後日、男性から長文の謝罪メッセージが届き、二人は改めて後日会って話し合うことになりました。再び顔を合わせた席で、二人は結婚した場合の年末年始について、具体的に3つのパターンを紙に書き出してみました。

一つ目は、お互いの実家へ一年ごとに交互に帰省する形。
二つ目は、12月30日から元日までは片方、1月2日以降はもう片方へ移動する形。
三つ目は、毎年どちらかの実家へ必ず帰ると決めず、夫婦だけで過ごす年も作る形です。

具体的になればなるほど、双方の実家の距離や仕事の都合などリアルな問題も見えてきました。 男性はここで初めて、「自分の実家へ毎年行く前提だと、Aさん側だけ毎回調整することになるね。俺が間違っていた」と頭を下げたのです。

「毎年どうするか」は固定せず、その年ごとに決めることになった

最終的に二人は、「毎年この形にする」というルールを作りませんでした。

基本的には双方の実家へ行く機会を作る。ただし、毎年必ず同じ日数で公平にすることまでは求めない。

仕事の予定や家族の事情によっては、片方だけ帰省する年や、夫婦だけで過ごす年があってもよい。その年の秋頃までに予定を確認し、二人で決めることにしました。

男性にとって大きかったのは、「結婚後は妻が自分の家族行事に加わる」という発想から、「結婚後は二人で新しい年末年始の過ごし方を作る」という考えに変わったことです。

Aさんも、男性が実家を大切にしていること自体を否定したわけではありません。毎年帰省したいほど家族との関係が良いことは理解できます。ただ、自分にも同じように大切にしたい家族がいることを、結婚後の予定に含めてほしかったのです。

二人はこの話をきっかけに、お盆や家族の誕生日など、ほかの行事についても少しずつ確認するようになりました。

結婚後の行事は「今まで通り」ではなく二人で作り直す

年末年始やお盆は、子どもの頃から同じ過ごし方をしている人も多いため、自分の家庭の習慣を「普通」と感じやすいものです。
しかし結婚すると、異なる家庭で育った二人が新しい生活を作ることになります。

「毎年こうしてきたから、結婚後も同じでいい」と考えていると、相手だけが自分の家庭に合わせる形になってしまうことがあります。

婚活中に確認するなら、「正月は実家へ帰る?」だけで終わらせず、「毎年?」「何日くらい?」「相手の実家へ行く場合はどうする?」と少し具体的に聞いてみるとよいでしょう。

また、双方の実家を毎年同じ日数だけ訪問することだけが公平とも限りません。

距離や仕事、家族の予定によって、その年ごとに状況は変わります。

大切なのは、どちらかの家庭の習慣へ相手を組み込むことではなく、二人が結婚したあとにどんな行事の過ごし方を作っていくのかを一緒に考えることです。


※掲載している事例は、プライバシー保護および個人特定防止のため、一部の設定や状況を再構成・変更しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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