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新郎両親「芸能人を呼んで」「衣装は6着」→断ると即本社にクレーム…結婚式を乗っ取る両親にプランナー「担当を外れたい…」思わず弱音を吐いたワケ

  • 2026.8.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、元ウェディングプランナーのyukimaruです。

私はウェディングプランナーが天職だと思っており、当時「お客様大好き」という気持ちは誰にも負けない自信がありました。
しかし、ただ一件だけ「担当を外れたい...」と弱音を吐いてしまったご両家がいます。

今回は、結婚式への熱意が非常に高く、数多くの困難なご要望をいただいた新郎新婦ご両家に振り回されたエピソードを紹介します。

『もう限界かも…』こだわりの強いご家族との打ち合わせにギブアップ間近

地方の結婚式では、今でも打ち合わせからガッツリ両親が関わるご両家も少なくありません。

今回のご両家は新郎家がガッツリ……というより新郎新婦よりもご両親の結婚式と言えるほど打ち合わせの中心でした。

実はこのご両親、以前にご親族の結婚式を当社で挙げていただき、数年後に再びご縁があって当社を選んでいただいておりました。

そこで今回は転勤してきた私が担当することになったのです。

引継ぎをした際、「覚悟して打ち合わせをして(笑)」など上司や周囲の同僚からも『対応には十分な準備が必要だ』と社内でも有名なほど熱心なご家族でした。

案の定、通常よりかなり早い段階から、打ち合わせはガッツリ。携帯にもお構いなしに電話がかかってきて、そのたびに

「当日は貸し切りにして、1日中結婚式をしたい」
「芸能人を誰でもよいから呼んで」
「料理は半分以上持ち込みたい」
「衣装3着以上は着る」
「カラオケは20曲以上」などなど好き放題。

通常では承ることが難しい特別な演出のご要望の数々だったため、できないことはできないとはっきりお伝えすると、今度はクレームとして本部に電話。
この流れを何度も繰り返し、ある意味社内でも対応方針の協議が必要になるほどでした。

休みの日も携帯に何度も電話がかかってくるようになり、私自身も早くこの結婚式を終えてしまいたいと唯一思ってしまったほどです。

結婚式延期に「もう限界」乗り越えた先には、成長したプランナーに!

そしてある日、準備が滞っているという理由で、結婚式の日を半年延ばしたいと言ってこられました。

正直、私は疲労困憊しており、これ以上先延ばしで長いお付き合いが辛いとまで感じ、そう感じた自分にプランナー失格だと落ち込んでもいました。

そしてお母さまに「式が延びて日が変わると私が担当ではなくなるかも」と伝えると、それは困る!とまた本社にクレーム...。

上司に「代えてやりたいけど、他のプランナーでも同じ思いをするから、一緒に何とか乗り越えよう」とフォローしてもらいながら、時には泣きながらなんとか乗り切り、無事結婚式は終わりました。

当時の私は本当にしんどく、今すぐにでも逃げ出したいと思い、プランナーとして自信も無くしていたのです。

しかし、今となっては、その後のプランナー人生においてすごく大事なコミュニケーション能力や、耐えること、クレーム対応などを学ばせてもらった一件だと感じています。

また、こだわりが強くプランナーを悩ませたご両家は、情が深い一面も。

このご両親も、その後、たくさんの新郎新婦をご紹介くださり、私が担当するよう指名してくださったり、私が転勤で土地が変わっても、お野菜や地元の名産品を送ってくださるようなお付き合いをさせてもらっています。

ピンチはチャンス!私がプランナー人生で一番成長させてもらった一件でした。


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。ウェディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理活動を行う。現在は、Webライターとして活動。ウェディングプランナーから培った「人を想う気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


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