1. トップ
  2. エピソード
  3. 「お気に入りの服を忘れた!」チェックアウト後に電話が…部屋を探すも見当たらず→「もしかして…」予想外の“発見場所”に思わず青ざめたワケ

「お気に入りの服を忘れた!」チェックアウト後に電話が…部屋を探すも見当たらず→「もしかして…」予想外の“発見場所”に思わず青ざめたワケ

  • 2026.9.29
undefined
出典:photoAC ※画像はイメージです。

旅行や出張の最終日、バタバタと荷造りをしてホテルをチェックアウトした後に「あ!何か忘れ物をしたかも!」と青ざめた経験はありませんか?

ホテルには毎日さまざまな忘れ物が届きますが、中には「部屋のどこを探しても見当たらない」というヒヤヒヤな大捜索に発展することも……。

今回は、お客様から届いた「お気に入りの服がない」という一本の電話から始まった忘れ物トラブルと、現場の裏側で起きた間一髪の大捜索、そして旅先で気をつけたい「忘れ物防止のポイント」をご紹介します!

チェックアウト後の電話「お気に入りの白いシャツがない!」

ある日の昼下がり、フロントの電話が鳴り響きました。

お電話の主は、その日の朝にチェックアウトされたばかりの女性のお客様。
とても焦った様子でこうおっしゃいます。

「そちらのホテルをチェックアウトしたあと、荷物を整理していたらお気に入りの白いブラウスがないことに気が付いて……。お部屋のクローゼットかベッドの上に忘れていないでしょうか?」

すぐに該当のお部屋を担当した清掃スタッフや客室係に連絡を取り、部屋の中を探してもらいました。

しかし、クローゼットの中、引き出しの奥、ベッドの下やサイドテーブルなど、ありとあらゆる場所を探しても、お客様のおっしゃる「白いブラウス」は見つかりません。

すでに清掃は完了しており、忘れ物も届いていませんでした。

そのとき、現場のスタッフがハッとある可能性に気づいたのです。 

部屋のどこを探してもない。シャツは一体どこへ消えた!?

「もしかして、シーツと一緒に回収袋へ入ってしまったのでは……!?」

お客様が「ベッドの上に置いていた」とおっしゃっていたこと、そして探している服が「白いブラウス」だったことから、清掃時に剥がした白いシーツに巻き込まれてしまった可能性がありました。

ホテルの客室清掃では、使用済みのシーツやタオル類を一気にまとめて大きなリネン回収袋に詰め込みます。

青ざめながら急いでリネン保管庫へ向かうと、そこにはすでに回収袋がずらりと並び、ちょうどリネン業者のトラックに積み込まれる直前のタイミングでした。
もしトラックが出発して工場に運ばれてしまえば、巨大な洗濯機で洗われて痛んでしまったり、二度と手元に戻ってこなくなったりする大ピンチです。

まさに「時間との勝負」でした。

スタッフ総出で大捜索!トラック積み込み直前の奇跡

事態の緊急性を察した客室係とリネン担当のスタッフが連携し、積み込みを一旦ストップ!
パンパンに詰まった巨大な回収袋を一つずつ開け、シーツを一枚一枚広げて確認する作業が始まりました。

白いシーツの山の中から白い服を探すのは、想像以上に大変な作業です。
埃が舞う中、汗だくになりながら捜索を続けること数分……。

「ありました!!」

作業していたスタッフの声が響きました。
予想通り、白いシーツのなかから、お客様の白いブラウスが無事に見つかったのです!

傷や汚れもなくきれいな状態のまま確保できました。
すぐにお客様へ「無事に見つかりました」とお電話したところ、電話口で涙ぐむほど安堵され、大変感謝していただけました。

白い服は危険?旅先で忘れ物を防ぐ大事なルール

今回の間一髪のトラブルから学んだ教訓は、「シーツと同系色のアイテムは想像以上に消えやすい」ということです。

ホテル側でも清掃時に巻き込みがないか確認するよう徹底していますが、シーツを剥がす際にどうしても紛れ込んでしまうことがあります。

お気に入りの大切な服だからこそ、ホテルで脱ぎ捨ててそのままにせず、しっかり置き場所を決めて管理してくださいね。
また、チェックアウトの前には、念のため布団をめくって、忘れ物がないか確認しましょう。

万が一の時は、諦めずにすぐホテルへ連絡してみるのがおすすめですよ!


ライター:ひなこ

シティホテルおよび鉄道会社での勤務経験を持つWEBライター。駅員・車掌やホテルのフロント・宴会営業・レストランなどの現場を経験。現在では、現場での実務経験とトラブル対応の知見を活かした執筆活動を行っている。ホテルへの見識を深めるため「月1回ホテル宿泊」を継続中。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ