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夏休み中の学校で…水やりを担当する教員。「おかしいな…」水やり中に起きたアクシデントに「朝からどっと疲れた」

  • 2026.8.9
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出典:photoAC ※画像はイメージです

こんにちは。元小学校教員のみずいろ文具です。

子どもたちが登校しない夏休み中も、学校ではさまざまな仕事が続いています。

そのなかでも、地味ながら意外と大変だったのが、畑や花壇の水やりです。

夏休みでも、畑の野菜や花、学校で飼育している生きものの世話は必要です。

そのため、毎年夏休みに入る前に、職員室で水やりや餌やりの当番を決めていました。

夏休み中の暑い日、当番だった私は、ホースを手に畑へ向かいました。

夏休み中も植物や生きものの世話は続く

小学校では、生活科や理科の学習のために、さまざまな植物を育てています。

学年ごとの畑に植えられたジャガイモや枝豆、授業で使うホウセンカやヘチマ、花壇の花々……。

学校や学年によって育てているものは異なりますが、夏は植物が大きく成長する時期です。

さらに、教室や理科室では、メダカやザリガニなどの生きものを飼っていることもあります。

夏休み中は、出勤している先生が当番制で、水やりや餌やりをしていました。

簡単な仕事と思われるでしょうが、各学年の畑や花壇を順番に回り、生きものの様子まで確認すると、意外と時間がかかります。

真夏の校庭をホースと一緒に移動

当番の日は、まずホースを蛇口につなぎ、畑や花壇へ水をまいていきます。

ただ、ホースがすべての場所まで届くとは限りません。

届かないところは、じょうろに水をくみ、何度も往復して水をあげていました。

真夏の日差しの中、重たいじょうろを持って校庭を歩くだけでも汗だくです。

「はぁ…暑いな」

私はつぶやきながら、ホースを引っ張って、畑へ移動しました。

ところが、いざ水やりをしようとしたそのとき、ホースの先から水が出てきません。

蛇口は開いているはずなのに、待っても水が流れてこないのです。

「おかしいな……。何か詰まっているのかな?」

私はそう思い、何の疑いもなく、ホースの先をのぞき込みました。

突然、顔面に直撃

その瞬間でした。

勢いよく水が噴き出し、私の顔面に直撃したのです。

「うわっ!」

しかも、飛び出してきたのは、冷たい水ではなくお湯でした。

炎天下に置かれていたホースの中で、水が熱せられていたのです。

突然、お湯を顔面で受け止めた私は、頭から服までびしょぬれ。

朝に整えた髪やメイクも、すっかり崩れてしまいました。

着替えのために職員室に戻ると、先生たちに「えっ…みずいろ先生、どうしたの?」と心配され、事情を説明すると大笑いされる羽目に。

幸い、学校には行事や汚れたときのために置いてあったジャージ一式がありましたが、朝からどっと疲れてしまいました。

「私はどうしてホースをのぞきこんだんだろう…ちょっと考えればわかるのに…」

着替えながら、自分の行動を何度も悔やみました。

きっと暑さで頭がぼーっとしていたのでしょうね。

雨の日は「今日は水やりパス!」

こんな風に、子どもたちがいない休み中も、植物や生きものの成長は先生方が支えています。

けれど、正直なところ、当番の日に雨が降ると、ガッツポーズをする先生がほとんどでした。

「今日は水やりをせず、他の仕事に集中できる!」

雨音を聞きながら、職員室でひそかに喜んでいたものです。

あれから10年以上経った今でも庭でホースを使うときには、あの日の「顔面お湯直撃事件」を思い出すのでした。



ライター:みずいろ文具

関東の公立小学校で15年間、子どもたちと向き合ってきました。教室での日々を通して感じた喜びや戸惑い、子どもたちから教わったことを、今は言葉にしています。教育現場のリアルや、子どもたちの小さな成長の瞬間を、やさしい視点でお届けします。


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