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台湾茶業界に新風を吹き込む老舗で、香り豊かなドラフトティーを味わう。

  • 2026.7.26

WangteaLab(ワンティー・ラボ)

ドラフトティー用のタップ。二酸化炭素入りと窒素入りはそれぞれ2種類。
『有記名茶』の茶葉も販売。奇種烏龍茶は中火焙煎で独自の製法を用いている。
二酸化炭素を注入した「微風」(180元)はすっきりとした飲み心地。
炭火焙煎時に用いる竹で編んだ籠を用いた照明など、モダンなデザインのなかに伝統的な要素を取り入れている。

淡水河の畔に位置する大稲埕は、19世紀後半に茶葉の貿易で栄えた街。歴史ある茶葉店が点在するが、その一つが炭火焙煎で知られる『有記名茶』。5代目である王聖鈞さんが2020年に開いたのが、スタイリッシュなティーサロン『Wangtea Lab』だ。看板メニューは二酸化炭素を加えた炭酸入りや、窒素を加えてまろやかな泡を立てるドラフトティー。そのほか、ハンドドリップやエスプレッソ方式で抽出した台湾茶も供している。「これまでにない様々な手法で台湾茶の風味を表現したいと思いました」と王さん。ドラフトティーは3か月ごとにメニューを替え、これまでに100種以上を開発してきた。数種類の茶葉をブレンドしたり、水出し茶を組み合わせたりと、日々実験を続けている。この日に味わったのは、「微風」という名のドラフトティー。キンモクセイ風味の烏龍茶に緑茶系の「碧螺春」、そして発酵度の高い「貴妃烏龍」を合わせたもので、果実を思わせる爽やかな甘さが暑い季節に心地よい。

WangteaLab(ワンティー・ラボ)

お茶風味の自家製ケーキやプリンのほか、洋菓子やジェラートの著名店とコラボしたデザートも扱う。台北市重慶北路二段64巷24號 10時~19時 無休

photo : Ivy Chen text : Mari Katakura

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