1. トップ
  2. エンタメ
  3. エミー賞の「5部門削除」に俳優・監督・脚本家が「受賞者を軽視」と抗議

エミー賞の「5部門削除」に俳優・監督・脚本家が「受賞者を軽視」と抗議

  • 2026.7.20

9月14日(米時間)に放送予定の第78回エミー賞を巡り、テレビ芸術科学アカデミーが5部門をメイン放送から外すことを決定。俳優・監督・脚本家の3大ギルド(団体)が合同で抗議声明を発表した。(フロントロウ編集部)

「バラエティ・シリーズ脚本賞」など5部門をNBCのメイン放送から除外

テレビ芸術科学アカデミーは、9月14日にNBCで放送されるメイン授賞式から以下の5部門を外し、9月5日と6日に開催される授賞式へ移すと発表した。

・バラエティ・シリーズ脚本賞 ・リミテッド/アンソロジー・シリーズ/テレビ映画部門 助演男優賞 ・リミテッド/アンソロジー・シリーズ/テレビ映画部門 助演女優賞 ・リミテッド/アンソロジー・シリーズ/テレビ映画部門 監督賞 ・リミテッド/アンソロジー・シリーズ/テレビ映画部門 脚本賞

この決定の背景には、エミー賞の放送を、よりエンターテインメント性の高い形式に刷新しようというアカデミーの意向がある。3時間という限られた放送時間の中で、音楽パフォーマンスやコメディスケッチなどの演出を充実させるため、メイン放送で表彰する部門を19部門に絞り込む方針だ。

DGA・WGA・SAG-AFTRAが合同声明「アーティストの貢献を軽視している」

これに対し、DGA(全米監督協会)、WGA(全米脚本家組合)、SAG-AFTRA(全米映画俳優組合・米国テレビ・ラジオ芸能人組合)の3団体は合同声明を発表し、「この決定は、アカデミーが称えるべき才能ある人々の貢献を軽視するものだ」と強く批判した。さらに、「優れた功績を称えるための授賞式が、その意義を生み出しているアーティストへの評価を減らすべきではない」と訴えた。

視聴者への影響は

リミテッド/アンソロジー・シリーズ部門は、近年のエミー賞でも注目度が高く、著名な俳優や制作陣が数多く名を連ねている。今年は、ドラマ部門の『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』が最多の25ノミネートを獲得し、コメディ部門の『Hacks/ハックス』が一シーズンのコメディ作品として史上最多となる24ノミネートを記録している。一方、今回メイン放送から外される助演・監督・脚本賞はリミテッド/アンソロジー・シリーズ/テレビ映画部門が対象であり、ドラマ作品の『ザ・ピット』やコメディ作品の『Hacks/ハックス』は該当しない。

9月14日の放送に向け、テレビ芸術科学アカデミーがギルド側の抗議を受けて決定を見直すのか、今後の動向に注目が集まる。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ