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「愚痴をこぼすの、やめてもらえます?」私を皆の前で吊し上げた正義感ぶるママ友。だが、会長が一喝で制した正論

  • 2026.7.18

役員の大変さを、つい仲良しにこぼした夜

その年、私は小学校のPTAで広報の役員を引き受けました。

50代でのお役目は、思っていた何倍も大変だったのです。

写真の整理に原稿の締め切り、印刷所とのやり取り。慣れない作業に追われて、気づけば夜中まで机に向かう日が続いていました。

ある帰り道、役員ではない仲良しのママ友に、つい弱音がこぼれました。

「広報って、こんなに時間を取られると思わなかった」

彼女は「わかるよ、大変だよね」とうなずいてくれて、その日はそれで気持ちが軽くなったのです。

ところが、その何気ないひと言が、思わぬ形で返ってくることになりました。

役員会で、大勢の前に立たされて

翌週の役員会。議題がひと段落したところで、一人の役員が急に私のほうへ向き直りました。

日ごろから正義感の強い人です。

「役員でもない保護者に、大変だ大変だって愚痴をこぼすの、やめてもらえます?」

突然のことに、頭が真っ白になりました。

どうやら私の弱音が、巡り巡って彼女の耳に入っていたようです。

「そんなふうに広めるから、役員をやりたがるママが減るんです」

「みんな同じように大変なんですから」

十人以上が見つめる中での吊し上げに、私はうつむくしかありませんでした。

その時でした。ずっと黙って聞いていた会長が、静かに口を開いたのです。

「その言い方、今すぐやめて」

凛とした声に、責め立てていた役員の言葉がぴたりと止まりました。

「広報が大変なのは、確かなこと。愚痴りたくなったら、ここでみんなで話して、一緒に解決しましょう」

会長の正論に、周りの役員たちが次々とうなずきました。

「私も締め切り前は、誰かに聞いてほしくなる」

そんな小さな声も、あちこちから上がったのです。

正義感を振りかざしていた役員は、みるみる顔色を失っていきました。何か言い返そうと口を開きかけて、けれど言葉が続きません。

結局、彼女はばつが悪そうに目を伏せ、それきり黙り込んでしまったのです。

吊し上げていたはずの人が、逆にその場で浮いていました。

会が終わると、会長は私にそっと声をかけてくれました。

「一人で抱え込まないでね。愚痴の一つも言いたくなるくらい、頑張ってる証拠だから」

あれほど張り詰めていた気持ちが、ずっと楽になったのです。守ってくれる人がいる。それだけで、残りのお役目を最後までやり切ることができました。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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