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宮廷で生まれた地中海の味。アーモンドが香る、『ボワシエ』のカリソン。【パリジェンヌの4時のおやつ】

  • 2026.7.6

昼食も夕食も日本より遅いフランスは、おやつ時間も16時。パリジェンヌが普段食べているおやつを紹介します。

〈ボワシエ〉のカリソン―8個€12.50―

可愛らしい色の『ボワシエ』のカリソン。

フランス南部のエクサン・プロヴァンス地方の伝統菓子、カリソン。1454年、ルネ王の婚姻を祝う宮廷菓子として作られたことが起源といわれている。南仏アプト名産のメロンの砂糖漬けと、プロヴァンス産アーモンドをペースト状にし、小舟のような菱形に成形。上部をオレンジ水風味のグラサージュでコーティング。これがプロヴァンスの香りを生み出しているのだ。
かつて葦(あし)でできた簀(すのこ)の上で乾かしていたことから、カリソン(プロヴァンス語で簀の意味)と呼ばれるようになったそう。1827年にパリで創業した老舗菓子店の『ボワシエ』では伝統的なレシピが守られている。天使が描かれた小箱に入った、南仏の味をじっくり楽しみたい。

出典 andpremium.jp
文・写真/紀中麻紀

パリでケータリングを主宰。お菓子と猫好き。

instagram.com/makikinaka_aubonmparis

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