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「南向きなのにいつも閉めてる」と嘆く友人に、元注文住宅営業マンが提案した“意外な窓掛け”

  • 2026.8.3
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、元注文住宅営業マンのホリカワです。

真夏の昼下がり。西日がまぶしいからとカーテンを閉め切って、明るい時間なのに照明をつけている。あるいは、向かいの家からの視線が気になって、窓を開けたいのに開けられない

そんな夏を過ごしていませんか。

その原因は、窓の向きでもあなたのセンスでもなく、「窓に掛けるものはカーテンだ」という思い込みにあるのかもしれません。

カーテンなどの「窓掛け」には、じつはさまざまな種類があります。悩みに合うものを選び直せば、閉めっぱなしだった窓が「開けられる窓」に変わることもあります。

窓掛けを「光と視線を調整する道具」としてとらえ直してみませんか。

昼間なのにカーテンが閉まっていた、友人の家

友人の家へ遊びに行ったときのこと。ふと窓を見ると、昼間なのにカーテンが閉まっていました。

聞けば「向かいのマンションからの視線が気になって、いつも閉めている」とのこと。せっかくの明るい南向きの窓なのに、もったいないな――そう思いました。

友人の部屋は北欧モダンなインテリアだったので、私は「レースカーテンに、北欧らしい柄のローマンシェードを重ねる」という方法を提案しました。

この重ね付けは、わが家でも取り入れています。シェードを途中まで下ろせば、上階からの視線と日差しをやわらげながら、下からは風を通せます。

カーテンだけじゃない!窓掛けは種類ごとに得意な悩みが違う

服を「暑い日か寒い日か」で選び分けるように、窓掛けも「その窓で一番困っていること」で選び分けたいところです。

代表的なものだけでも、以下のような選択肢があります。

カーテン

おなじみのカーテンは、布を左右に開閉するタイプ。遮光や断熱の裏地がついたものを選べば、光も熱も、かなり抑えやすくなります。

一方で、日中は窓の横に布のたまりができ、レールも目に入ります。

ローマンシェード

ローマンシェードは、布を上下に開閉する窓掛け。窓の上半分だけを覆うといった調整ができます。ただし掃き出し窓(床まである窓)では、出入りのたびに上げ下げが要ります。

わが家では腰の高さまで上げ、あとはすその端を軽くずらして隙間から出入りしていますが、頻繁に出入りする窓では手間かもしれません。

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画像:ライター撮影

ブラインド

ブラインドは、羽根(スラット)の角度で光と視線を同時に操れるタイプ。

閉じ気味にすれば、西日をやわらげながら風を通せます。一方で、羽根にホコリがたまりやすい面もあります。

そのほかの窓掛け

このほか、モダンな空間に選ばれやすいバーチカルブラインド。和室にもなじみやすいプリーツスクリーン。

一枚布を巻き上げるロールスクリーンなど。どれも万能ではなく、得手不得手がそれぞれ違います。

売り場へ行く前に、窓ごとの「一番の悩み」を決める

大切なのは、いきなりカーテン売り場へ直行しないこと。まずは窓ごとに「一番の悩みは何か」を書き出してみてください。

「視線・光・見た目」を考慮して自分に合うタイプを選ぶ

悩みは大きく3つ。「視線(見られたくない)」「光(まぶしい)」「見た目(あか抜けない)」のどれが一番かを、窓ごとに決めます。

視線が最優先なら、覆う範囲を上下で変えられるローマンシェードや、角度を調整できるブラインド。まぶしさなら、風を通しながら日差しを弱められるブラインド系。

見た目なら、窓のラインをすっきり見せるロールスクリーンやバーチカルブラインドが候補になります。

なお、シェードやブラインドは窓枠や壁にビス(ネジ)でとめるタイプが主流です。賃貸なら、事前に管理会社へ確認を。

小さなお子さまがいるご家庭は「ひもの安全対策」を

あわせて気をつけたいのが、操作用のひも。消費者庁は、ブラインドやロールスクリーンのひも、カーテンの留め具(タッセル)がお子さまの首に絡まる窒息事故に注意を呼びかけています。

小さなお子さまがいるご家庭では、ひもの付いていない製品や、セーフティジョイント(一定以上の重さがかかるとつなぎ目が外れる装置)付きの製品を選んでください。

参考:Vol.589 ブラインドやカーテンのひも等による窒息事故に注意しましょう!(消費者庁)

今日、気になる窓の前に立ってみてください

窓掛け選びは、家づくりやインテリア選びのなかでは「ついで」になりがちです。しかし、毎日目にして開け閉めするのですから、暮らしへの影響は小さくありません。

「窓掛け=カーテン」という思い込みを外すと、窓の悩みは「我慢するもの」から「解決できる問題」に変わっていきます。

今日、気になる窓の前に立ち、「一番困っているのは視線か・光か・見た目か」をスマホにメモしてみてください。

そのメモが、次に窓掛けを選ぶときの道しるべになります。


ライター:ホリカワ ダット
注文住宅の建築会社に営業職として従事したあと、SEOライターとして独立。500組以上の家づくり相談に携わった経験をもとに、「マイホーム取得を少しでもラクに」をテーマに、住宅ジャンルの記事を幅広く執筆中。インテリアコーディネーター/1級カラーコーディネーター(商品色彩)資格保有。


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