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「今年も暑い」というけど…このままずっと暑くなり続けるの?最新動向を専門家が解説

  • 2026.6.21

本格的な夏が近づくなか、平年よりも気温が高くなる見込みだとして、札幌市は、今年の夏の熱中症に関する注意喚起を行いました。

最高気温が40度以上の日を指す「酷暑日」という言葉ができた2026年、果たして、道内でも、この言葉を使う日がやってくるのでしょうか?この夏の暑さを、調査しました。

連載「じぶんごとニュース」

気象庁は先日、6月から8月の3か月予報を発表。
向こう3か月の気温は、「全国的に高い」と予想しています。

今年の夏はどんな天候となるのか、北大大学院地球環境科学研究院の佐藤友徳教授に聞いてみました。

「この夏にかけて非常に顕著なエルニーニョに移行していく予報になっています」

気象庁によりますと、夏までにエルニーニョ現象が発生する可能性は90%。
一般的には「冷夏」をもたらす傾向がありますが、佐藤教授は「今年の夏は大事なポイントとして、日本・北海道を取り囲む海水温が上昇している」と指摘します。

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2023年の夏の猛暑も、海水温が平年に比べて4度から5度高い状態だったといいます。
暖かい海から湿った風、暖かい風が北海道に吹き込むことで、ジメジメした不快な夏をもたらしました。

「今年も実は海水温が少し高めに推移している。海の影響を介した暑い夏になる可能性が考えられる」

2023年に記録的な暑さをもたらした要因の一つ、「海水温の上昇」が今年も見られるため、湿度の高い、暑い夏となる可能性が高いということです。

農家では対策進むも…

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2023年の記録的な猛暑で、野菜の収穫数が激減した農家、江別市の「輝楽里」佐藤友紀さん。

暑さが予想されている今年は対策を進めています。

「キャベツにしてもレタスにしても暑さに強いような品種を選定して。日中は35℃とかやっぱそういうふうになってくるとなかなか本当にきつくてですね、夜温が25℃を超えてくると病気が増えてしまう」

暑さに強い品種を使うなどして対策をとっていますが、記録的な猛暑になってしまうと、価格にも影響を与える可能性があると話します。

「資材も6月からまた値上がりするという話も聞いている。猛暑で品質低下など野菜の単価の部分は、今後上がっていくんじゃないのかなと」

ホームセンターで注目なのが…

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札幌のホームセンター・ジョイフルエーケー屯田店では今年、暑さ対策のコーナーを早めに設置していました。

店員の池守克之さんが「冷感グッズとして首につけるネッククーラーとか、シャツに引っかけるミストクールなどを取りそろえている。例年よりも2週間ほど早く売り場を立ち上げた」と説明してくれました。

近年、注目を集めているのが、スポットクーラー。ここ数年売り上げが伸びているといいます。

エアコンよりも低価格で工事も不要、子ども部屋やキッチンなど、局所的な暑さ対策に購入する人が多いといいます。

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中でも、売れ筋の商品は、排熱を逃がすための後ろのダクトが必要のない商品。
横のタンクに水を入れることで、排気熱を下げる効果があります。
部屋の好きなところに運べるのがメリットです。

今年も猛暑の可能性が高いという予想なので、熱中症などに気をつけないといけませんね。

また、今後、注意が必要となる単語があるといいます。

この先の未来、ずっと暑くなっていく?

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北大大学院の佐藤友徳教授によりますと、その単語が「極端気象」。

記録を更新するような顕著な猛暑、それから豪雨を差しますが、体感でも増えていると感じませんか?

近年は「極端気象」に温暖化の暑さもプラスされていて、強い暑さ、強い雨を引き起こすということが考えられています。

今後もずっと暑くなっていくのでしょうか…。調べてみると…

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1900年頃から計測している日本の平均気温は赤いギザギザ、ジグザグの線。
年によってばらつきがありますが、傾向をつかむためのものが青い線になります。

直近の5年間の平均をそれぞれの年数でプロットしていったものですが、それを見ると急に、鋭角に上がっています。

このままのペースで上がり続けるとは考えにくいですが、しばらく一段落して数十年するとまた上昇していく可能性があると佐藤教授は指摘しています。

この100年単位で見ると、1.38℃の割合で上昇。
大きなトレンドでいうと、黄色い線になります。

一方で、このジャンプアップした高い気温の気候というのが、常態化する可能性もあると佐藤教授は話しています。

事実、今の時点でもいろんな環境に負荷が起きています。
過去にないような出来事が起きているので、この事実は、1人1人の心がけ、みんなの1つ1つの生活の中で、何ができるのかというところが問われているのかもしれません。

連載「じぶんごとニュース」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年6月2日)の情報に基づきます。

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