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SNSリテラシーがないのは子どもだけではない? 親世代でも起きるSNSでの問題【著者インタビュー】

  • 2026.6.12

【漫画】本編を読む

ある小学校で、児童が屋上から飛び降りた。児童は意識不明の重体。現場に残されていた遺書には、いじめ加害者として娘の名前が書かれていた。母・青空翼は娘・茜を問い詰めるが、茜はいじめを否定する。翼は戸惑いながらも茜を信じようとする。なぜなら飛び降りた児童・紫村俊介はかつて茜をいじめていた張本人だったから――。

いじめ加害者とされた側、そして被害者とされた側。それぞれの母親の視点から描かれる『娘はいじめなんてやってない』(しろやぎ秋吾/KADOKAWA)は、「誰を信じるのか」「親は子どもとどう向き合うのか」を読者に問いかける作品だ。

過去作『娘がいじめをしていました』(KADOKAWA)では、過去にいじめ被害者だった女性の子どもがいじめの加害者になったことで苦悩する心情を描き、話題となった。教壇に立った経験も持ち、現在は2児の父でもあるしろやぎさんに、本作に込めた思いや、いじめというテーマを描く理由についてお話を伺った。

――いじめはないと学校からは報告を受けたものの、俊介のスマホには大量の誹謗中傷のメッセージが残されていました。俊介の母・愛美は自身の気持ちをSNSに書き込み、その返信に提案されて暴露アカウントへいじめ問題の拡散を依頼します。このストーリーはどのように描きましたか?

しろやぎ秋吾さん(以下、しろやぎ):SNSやネットニュース、いじめ問題を取り上げているYouTuberの動画を参考に描きました。

――SNSについては親世代のリテラシーを問われる問題もよく起きています。しろやぎさんはフォロワーから集めた体験談を漫画化されるなど、創作活動でもSNSを活用されていますが、創作活動からは離れたプライベートアカウントをお持ちですか?

しろやぎ:プライベートアカウントは持っていません。もうしろやぎアカウントだけで精一杯でして。それ以上しゃべりたいこともない、というのが持たない理由です。

――実際の世の中でも、お店への迷惑動画、いじめ問題などで未成年の顔と名前が晒されることが度々あります。そのようなことについてはどうお考えですか?

しろやぎ:良いことではないですよね。ただ、SNSがある限りなくならない問題なのだろうなと思います。

取材・文=原智香

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