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「グッチ」の歴史を新たな視点で解釈するエキシビションが、「パラッツォ グッチ」で開催

  • 2026.6.11
Image courtesy of Gucci

「グッチ」創設の地、フィレンツェにある「パラッツォ グッチ」で、新たなエキシビション『Gucci Storia』が開催中だ。キュレーションを手掛けるのは、アーティスティック・ディレクターのデムナ。「美術館の中の美術館」をコンセプトに、異なる世界観をもつ展示室を用意し、空間と物語の移ろいを通じて「グッチ」の多彩なアイデンティティを体現する。

Images Courtesy of Gucci

「パラッツォ グッチ」が入るのは、メルカンツィア宮殿。1337年にフィレンツェの中心、シニョリーア広場に建てられた歴史的建造物だ。本エキシビションは、その2階と3階を会場に、9つの展示室で展開する。

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2階には、「ルーム1」から「ルーム6」までを配置。「ルーム1」のテーマは、「The Thread of Time(時の糸)」。壁一面を彩る精緻なタペストリーが、グッチの105年にわたる歴史を象徴的に描き出す。

ロンドンのホテル「ザ・サヴォイ」でポーターとして働いていた若きグッチオ・グッチから、歴代のクリエイティブ・ディレクターたち、そして「グッチ」の未来を形づくるデムナの姿へと続く4つのシーンに、美学と伝統の継承が表現されている。

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「ルーム3」に広がるのは、自然史博物館の資料庫に着想を得た「Archivo(アーカイブ)」。部屋を埋め尽くす数々の引き出しの中に、テニスバッグやシェービングキット、スカーフなど、「グッチ」が生み出してきた独創的なアイテムがオブジェと共に収められている。

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3階の「ルーム7」には、60年にわたり「グッチ」の物語を彩ってきたウェアをまとうマネキンが並ぶ。テーマは、「La Materia(素材)」。視線の高さに合わせて展示されたルックを間近で見て、ディテールまで鑑賞したい。

Image courtesy of Gucci

1980年代を彷彿とさせるインテリアが目を奪う「ルーム8」は、「La Stanza della Verità(真実の部屋)」。かつてニューヨーク店の上階に存在した「Galleria Gucci」の面影を宿す。

「グッチ」を巡る旅に出た来場者たちが最後にたどり着くのは、白に包まれた幻想的なアルコーヴ。中央のオブジェがオラクル(神託)として佇み、思索を促す3種類のメッセージを提示する。

「パラッツォ グッチ」の新たな章の幕開けを告げる『Gucci Storia』。フィレンツェを訪れたなら、ブランドの世界観を、その豊かなヘリテージと共に味わえるエキシビションを、お見逃しなく。

Gucci Storia
会場/Palazzo Gucci(パラッツォ グッチ)
住所/Piazza della Signoria 10, 50122 Florence, Italy

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